明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

手軽さによって失うもの

手軽さ というのは、この時代のキーワードの1つだと言えると思います。 時間があるときに僕は数学の勉強をしていて、分厚いチャート式の本をひたすらやる、というのも1つの方法ではあるのですが、それでは時間もかかってしまうし、短時間でぱぱっとできない…

教員の働き方をQOLの観点で見たときに

教員生活が3年目を終えようとしています。 1年目は、新潟の小規模中学校の体育教員。特別支援学級の担任兼1学年副担任、野球部の顧問でした。 2年目からは神戸に帰ってきて高校教員をしています。教科が数学に変わって、顧問はなんと女子のソフトテニス…

強制的に人間関係が変わる一大行事

全国のほとんどの児童生徒はもうすぐ進級があり、それにともないクラス替えもついてきます。 クラス替えで誰と一緒のクラスになるかとか、担任の先生が誰かというのは彼らにとってめちゃくちゃ大きなものであり その後の1年を左右すると言っても過言ではあり…

「恩師」と呼ばれること

今日は卒業式でした。 今年度卒業する生徒の授業は全く行っておらず、ほとんど関わりがありませんでした。 そのため、他の先生が「先生ありがとう!」と卒業生に言われてるのを横目に見ていました。 関わりがある生徒と言えば、元々テニス部だった生徒が唯一…

簡単に手に入る時代が失ったもの

最近、車で移動するときにDVDを流しています。 アーティストのライブ映像を見るのが好きでDVD付きのアルバムを買うことが多くて、髭男とかsumicaとかのライブを流しながら移動しています。 そういえば、こうやってDVDを使うのなんて久しぶりでした。 僕はSpo…

言葉で人を鼓舞できるように

映画「ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」を見に行きました。 こういった高校部活映画を見て一番に思うのが 「やっぱり自分もプレーヤーがしたいなぁ」 ということ。 今は学校で、女子ソフトテニス部の顧問をしているのですが 僕もなぜか一緒に練習に参加して…

数学と歴史のそれぞれで必要なアプローチ

先日のバレンタインデーで、おかし作りの話になりました。 僕はおかし作りが苦手(ほぼ食わず嫌い)で、なにが嫌かって、分量をきっちりしないと生地が膨らまないとかそういうことをよく聞くのが嫌だなぁと。 料理をする分には、そんなに負担ないんですよね。 …

提出物の期限がギリギリの場面で必要な力とは

テスト期間というのは、もちろん彼らがテスト受ける期間ではあるのですが、それと同時に提出物がある教科の締め切りの期間でもあります。 僕らの時代もそうでしたが、余裕をもって勉強をしたり提出物を準備している生徒の方が少数派で、ほとんどの生徒はなに…

繁盛する居酒屋の条件とは

奥さんが外にご飯に行くとき、家で自分一人のためにご飯を作るのもなんかめんどくさい、、、 ということで、そういう日は一人のみに行くことが多いです。 先日も一人で立ち飲み屋さんにいって、「お兄さん、おかわりいる?」と言われ、まだまだお兄さんと呼…

お酒とのつきあい方をの変化について

同僚の先生とご飯に行きました。5、6人で行ったのですが、僕が一番上でした。 大学院に行っていたので働き始めたときから年下の先生はいたのですが、こうして食事に行くときに一番上だったというのはなかなかなくて、それなりの年齢になっていることを実感し…

家庭のお金の使い方

職員室で、「夫婦のお金をどう管理するのか?」という話が出ました。 ある先生が「自分が稼いできたお金やのに、“お小遣い”って毎月お金を渡されるのが意味分からん」と言ったことから話が始まりました。 僕の家では、夫婦ともに教員で収入もほぼ一緒なので…

大谷選手はあのイベントに何パーセントお金を出してるのか

小学校で、大谷選手のグローブが続々と届いているようです。僕の奥さんが勤務している学校でも届いたようで、贈呈式も行うようです。 ちっちゃいころから野球をしてきた僕からしたら、きっとイチロー選手や松坂選手からグローブが届くようなもので、学校の備…

電車のシートの区切り、必要ですか?

電車の座席って、1人分で区切られているものとそうでないものがありますよね。 あの区切り、狭いと思いませんか? 通勤や退勤の時に1席分空いてたとしても、知らない人とあんな距離で座るのはちょっと、、、と感じますし 部活の練習試合とかで生徒と一緒に…

先生ガチャ

YouTubeで、『ハズレの先生が担任になった奴』というジャルジャルのネタを見ました。 やっぱハズレの先生っておったよなぁと思いつつ、ジャルジャルのネタは、「毎日先生に笑顔の写真付きでおはようメールを送る」というあり得ないルールを作るなど現実では…

マルチタスクが普通の世の中

生徒の会話の中で 「ドラマ見ながらスマホでTikTokみてたらドラマが勝手に進んでて巻き戻すことがある」 という話が聞こえてきました。 ドラマは再生している限り勝手に進むのは当たり前です。アホやなぁ、、、 と思いつつ、こうして1度に2つ以上のことをす…

教員は弱い生き物

「先生、機嫌悪い?」とか、「6時間目の先生機嫌悪いよな」とか、たまーに機嫌が悪い時のことを生徒に指摘されます。 できるだけ出さないようにはしてますが、それでも僕も人間なので調子がいい日と悪い日があります。 教員をやっていると、「機嫌悪い感じで…

学校で得る一番大きな財産

小中の友達とご飯を食べに行きました。 東京に就職している友達が神戸に出張とかで来るときに集まることが多いのですが、今回も彼がこっちに用があるということで遅めの新年会をしました。 いつも誰かが送れて時間通りに始まることがない会ですが、今回も例…

目標にむかって活動できているか?

目標というのはやっぱり大事だなと感じます。 僕は部活は生徒が作るべきだと考えています。練習のメニュー、雰囲気、目標など。 その中でも目標が大事で、どんな目標を掲げているか、ちゃんと目標が掲げられているかが活動の内容を左右すると言っても過言で…

特別なことをしなくても

うちの自治体では、Teamsというマイクロソフト提供の有料アカウントが教員と生徒全員に配られています。 これが結構便利で、例えば毎日の連絡なんかはTeamsに書いて送ることができるし、授業プリントの答えとかなんかもTeamsを使って配信しています。 他に使…

人間関係のトラブルに対して担任ができること

この1年間、めちゃくちゃたくさんの問題も起きました。部活でも、クラスでも。 その多くは、人間関係によるものでした。 そういった情報が僕の耳に入ってくると、関わっている生徒と話をすることになります。 いまどんな感じなのか、これからなにができるの…

成長には“ちょっと”の無理が必要

Mrs.GREEN APPLEの『ダンスホール』という曲に 「メンタルも成長痛を起こすでしょう」 という歌詞があります。 成長痛が起こっても本当は骨や筋肉等が成長しているというわけではなく、その原因はストレスや筋肉の疲れから来ているそうですが 筋トレとか勉強…

履歴書をデザインしていく時代

僕の母も姉も、今までいろんな仕事をしてきました。 アパレルの販売、ホテルのスタッフ、営業、経理など。 転職するときに履歴書にいろんな会社が書かれてあると、「こいつは仕事が続かない奴なのか?」とか「トラブル起こしてやめてるんか?」とか、その職…

小論文模試

小論文模試というものがあるそうで、本校ではそれをやってみました。 生徒が書いた小論文を業者に送って、それが添削して返ってくるのですが、それがまぁ丁寧に添削されているんですよね。 内容の指摘はもちろんですが、字の添削までされて返ってきます。 大…

部活と検定の両立

今日は、全国高等学校商業協会主催の商業経済検定の日。うちの学校も多くの生徒が受検しています。 ここまで、3週間検定が続いていました。いやぁ、本当にみんなお疲れさま。 とはいえ、この検定期間は悩みがありました。 検定を取得することは、彼らの将来…

自己肯定感をあげるための1つの方法

自己肯定感が低い若者が多い そんなことをよく聞きます。それは若者に限らへんけどなぁというのが僕の感覚ですが、、、 そんな自己肯定感を高くする方法の1つとして、「人の役に立つ」というものがあるそうです。 心の三大欲求というものがあって、人は つ…

怒るとか怒らないとかではなくて

最近、生徒に対して怒ることが多いです。それが僕の機嫌によることも少なくないのでそこに関しては生徒に対して申し訳ないなぁという気持ちがあります。 直していかんとなぁ。 でも、やっぱり言うことは言わないといけないし、その伝え方は人によって違って…

最後によかったと思えるように

3学期になって、生徒とだいぶ話ができるようになったなぁと感じています。だいぶ信頼関係を築けた気がする。 ただ、授業があるのも数日やし、うちのクラスがあるのももう残りわずか。 やっとよくなってきたなぁと感じてきたこの時期に、うちのクラスは終わり…