明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

マルチタスクが普通の世の中

生徒の会話の中で

 

「ドラマ見ながらスマホTikTokみてたらドラマが勝手に進んでて巻き戻すことがある」

 

という話が聞こえてきました。

 

 

ドラマは再生している限り勝手に進むのは当たり前です。アホやなぁ、、、

 

と思いつつ、こうして1度に2つ以上のことをする、いわば“マルチタスク”が今の生徒にとっては当たり前なのかなぁと感じています。

 

 

よく考えればこれだけではなくて友達と電話をしながら勉強をするとか、そんな話もよく聞きます。

 

 

仕事においてもマルチタスクという言葉は聞くことがあって、それができる人は仕事ができる、仕事が早いイメージがあります。

 

 

僕はこのマルチタスクが結構苦手で、ドラマとかアニメを見ているときに誰かから話しかけられると、その部分の台詞がまるまる聞こえません。逆聖徳太子です。

   

 

仕事においては、どちらかといえばToDoリストを作って、優先事項を決めた上で仕事を一つずつこなして行く方が得意です。

 

得意というか、仕事がどんどん減っていく感じが気持ちいいんですよね。

 

 

結局、マルチタスクをするより、こっちの方が一つひとつのクオリティも上がるし、効率も結局こっちの方がいい気がするんですよね。

 

 

ただ、今の高校生が仕事をし出したときはマルチタスクをするのが普通の社会になってるんかなぁなんて考えると

 

僕の働き方もアップデートしていかないとなぁなんて思います。

 

 

1つ生徒に伝えたいのは

 

ドラマは勝手に進んでるんじゃなくて、君が再生してるから進んでるんやでと。