生徒とちょっとずつ個人面談を始めました。内容は、進路の事と今のクラスのこと。
まだ始まったばっかですが、「クラスどない?」って聞くと「楽しいです」と言ってくれる子が多くて、担任としては助かってます。
進路のことを聞くと「まだ迷ってます」という生徒がほとんど。
この、迷ってるというのにもレベルがあって、何個か候補があって迷っているパターンと、候補すらないパターン。
本来はもっと早くから、なんなら1年生の時から進路をある程度決めて、検定を取るのであれば必要な検定を狙い打ちするといった方法が正当なやり方なのかなぁと思います。
学校によって生徒指導は変わってきますが、3年生のこの時期に「迷ってます」というのは本当は遅すぎると思っています。
とは言いつつ、自分にベクトルを向けたときに、そういえば自分もあんまり変わらんかったなぁと思いました。
この時期なんて正直野球のことしか考えてなくて、なんなら迷ってすらなかった。まだ探してなかったから。
引退してからようやくここにいこうという大学が見つかって、そこから小論文の練習を放課後毎日してたのですが、時既に遅し。見事に不合格。
最終的にたどり着いた大学は、「教員免許が取れる」という理由だけで決めました。でも、その選択に後悔はありませんでした。
それは、自分の中に「教員免許が取れる」というのと「野球を本気でやりたい」という軸があったからこそかなぁと思っています。
やりたいことなんてなかなか見つかるものではないけど、自分の中で「これがしたい」という軸だけは持って進路を決めてほしいなぁと思います。