「社会に出て必要な力は?」と言われると、最近の模範解答は「コミュニケーション能力」だそうです。
じゃあコミュニケーション能力とはなんなのか?というところなのですが、いくつか挙げれば「礼儀」とか「人の力を借りられる」とか「人と共同できる」とか、そんな事があげられす。
今回は、「礼儀」にフォーカスを当てて記事を書いていこうと思います。
というのも、職員室で「自分らが高校生の頃と比べて、上下関係が曖昧になっている」という旨の話がでて、納得する部分が多くあったこともあって、書き留めておこうと思いました。
「自分らが高校生の頃と比べて」というワードを使っている時点で、この事に関しては多少慎重に議論すべきする所ではあるのですが、にしても「ちょっとなぁ、、、」と思う部分が少なくありません。
一番感じるのは部活なんですが、例えば、先輩より早く練習場に行って道具の準備をするとか、片付けの時は先輩がやっていたら後輩が変わるとか、そういった文化がなくなってきているなぁと。
後輩が変わらない、という所にも疑問を感じるのですが、先輩自身がそれについて何も思っていないというところにも疑問を感じています。
僕らの時代やったら(また言ってしまってますが、、、)、そんな事があったときには先輩になに言われるか、、、とか気にするのですが、時代が変わったのですかね、、、。
ただ、やっぱり今働いていても、先輩がなにかやってたら変わるとか、できることは積極的にやるとか、なにかやってもらったらありがとうございますを言うとか、そういったことができるかどうかで、社会の中で生きていけるかが変わってくると感じています。
親しき仲にも礼儀ありという言葉もありますが、それができる人は同僚から可愛がられるし、人から力も借りられるし、社会でうまくやっていけるんだろうなぁと。
時代によるところもあると思うし、そもそも僕が野球の強豪と呼ばれる学校に行っていたというところもあると思うのですが、基本的な先輩後輩の上下関係というか、コミュニケーションの取り方とか、そういったことは変わっていないと思っています。
それを学べるのは現状の学校の形では部活動しかないのですが、今の時代の子どもに言い方とかを合わせながら、彼らが社会で生き抜いていくためにも少しずつ伝えられたらなと思います。