明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「自分らしく生きる」こと

僕は、小さいころから納得できないことはとことん納得できない性格です。というのも大学院に入ってから気付いた事なんですが。 「たかしってちょっとしたことに疑問を持つよね」といろんな人に言われました。確かに言われてみればそうなのかも。 そういえば…

保健の授業の内容は生きていくうえで必要不可欠

僕は中学生の頃から体育の先生って、「体育の」先生だと思っていました。まぁ当たり前の事ではあると思うんですが、実際は体育じゃなくて「保健体育の」先生なんですよね。更に、なんかの文章とか名前とかっていうのは、大事なこと程先に書くというイメージ…

知り合いの知り合いに自分の考えを広めるために

僕は、度々SNSで教育の事について発信しています。その目的としては、 ①自分が考えたことを残しておくため ②自分の考えをアップデートするため ③自分の考えを世の中に広げるため といった感じですかね。まぁいろいろと理由はあるんですが、今日は③の「自分の…

自分らしくあれることの幸せ

この土日は、友人と食事を食べに行くことが多かったです。やっぱり友人と一緒にいるのは楽しい、居心地がいい。多分、それは変に気を使わなくていいからだと思います。職場の先生方もものすごく言い方ばっかりですし、めちゃくちゃ仲良くさせて頂けています…

『学び合い』は授業の外でもできることを伝えたい

『学び合い』は ①学校観:学校は、多様な人とおりあいをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人が自分の同僚であることを学ぶ場である。 ②子ども観:子どもたちは有能である。 の2つの観から成り立ちます。 授業観とい…

「何で学校に行かなきゃいけないのだろう?」という質問に回答するために

「何で学校に行かなきゃいけないのだろう?」 そう思ったことはありませんか?ちなみに僕はありません。 そこに疑問を持ったことはありませんでしたし、そもそも学校に行くのが億劫になったこともありませんでした。 別に学校が嫌じゃなくても「何で?」と考…

教育は公教育の外から変えていかないといけない

大きくなった企業や、企業文化が強固になりすぎた企業はなかなか変化することができません。 これをイノベーションのジレンマとかそれと似た概念の言葉とかで表すことができると思うのですが、教育の世界ほどこれが当てはまるものは無いなと感じています。 …

習ったことは覚えているというのなら教材研究なんていらない

「それこの前習ったやん!」 「それ中学校で習うことやで!」この言葉、結構聞きますよね。でも、習ったからと言って全部できる人は天才です。また、習ったからと言って全てできるようになるなら、教員が頑張って教材研究をしたり授業を考えたりする必要も無…

恒大集団の経営危機の報道をみて考えたこと

今朝のニュースで、中国2位の不動産企業である恒大集団の経営危機による世界的な株価の急落が報道されていました。恒大集団は不動産以外にも電気自動車の開発やテーマパーク等多様な事業に手を伸ばしている企業で、中国1の富豪である許家印さんによる会社で…

教員という仕事の魅力がなくなってきている

教員採用試験の倍率が毎年下がっている事が話題になっていますね。いくつかの都道府県では、実質倍率が1倍を切っています。 その要因としては、SNSの普及があげられます。 多くの先生方がTwitterをはじめ、教員の働き方について発信しています。 それによっ…

働き方改革で教育の質は上がるのか

多くの会社で働き方改革と言われてからもう短くなくなっていますよね。 働き方改革とは、「社員全員が働きやすい環境にしていこうね」って考え方で、一番取り上げられるのが「定時には帰れるようにしようね」って所をはじめ、勤務時間に関するところだと思い…

知ってしまったからこその悩み

先日、訳合って大学院のゼミの先輩と後輩とオンラインで話をしました。自分の代のゼミのこととか先輩の代のゼミの事とかを「懐かしいなぁ」と思いながら話をしました。 その中で、「西川研究室に入って学んだことによって、現場で苦しむこともあるよね」とい…

「堅い性格」ってどうなの?

自分で言うのも何なんですが、ちっちゃい頃から優等生やったんですよね。 テストでも結構いい点数取るし、運動もそこそこできたから成績はほとんどが5段階の5で残りは4。小・中と児童会長・生徒会長で学校の外の野球チームでも小・中と1番キャッチャーで…

授業でやったことは日常生活で活かせるのか

僕は保健体育の教師なのですが、体育よりもどりらかというと保健の授業の方が大事にしたいと考えています。跳び箱跳べなくても、バレーのサーブができなくても彼らは将来困ることはありませんが、健康にいきていくことができなければ彼らは確実に将来困りま…

顔を突き合わせてのコミュニケーションで業績が上がる

今日も、入山章栄さんの『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』を読んでの記事です。 ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学 入山 章栄 https://www.amazon.co.jp/dp/4822279324/ref=cm_sw_r_tw_dp_X5WXS5WRRGXR10CQCDAB トランザク…

弱いつながりは創造力を強くする

弱いつながりは創造性を強くするってご存じですか? そもそも創造性とは言うまでもなく新しい何かを生み出す事で、そのために必要なのは0から何かを生む力ではなく、今まで無かったものを組み合わせる力です。そもそも人間はゼロから何かを生み出すことはで…

就職はとりあえずではすまない

「とりあえず就職しよう」そう考える高校生、大学生ってどれくらいいるのでしょうか?僕は結構いると思ってます。それがなぜかというと、毎年新規大卒就職者の3割以上が3年以内に離職しているというデータがあるからです。新規学卒者の離職状況(厚生労働省…

合うか、合わないかはやってみないと分からない

僕は、大学院以降本を読むのが好きになりました。元々は西川先生から課題として出される「最初の5冊を読むこと」から始まりましたが、それ以降本を読むことの意味や、本を読むことの楽しさを理解し、読むようになりました。 教員になってから初めての夏休み…

優秀な子どもより自立した大人

学校に通っている子どもが優等生と呼ばれるにはどうしたらいいのでしょうか? いい成績をとる、積極的にリーダーに申し出る、問題行動を起こさない、ルールを守る。 こんな感じの子どもでしょうか?こんな生徒がいたらきっと間違いなく優等生と呼ばれるでし…

西川研究室で僕が身に着けた力

ひっさびさに西川研究室での事を書きます。 最近僕は、「社会で生き残っていくにはどうしたらいいのか」「仕事はなんのためにしているのか」「人生の幸せとは何なのか」ということについて深く考えています。その僕なりの回答としては、先日書いたブログであ…

仕事をすること=自分の夢を叶えること

仕事をする目的ってどこにあるのだろうか?ふとそんなことを考えました。 基本的にはきっとお金のために仕事をするんだと思います。しかし、そのお金のために仕事に必死になって家族をないがしろにする人もいますし、お金のためだからってそもそも自分が好き…

スマホは近くにあるだけで強烈な威力を発揮する

スマホ脳という書籍を読んでいます。 スマホ脳 (新潮新書) アンデシュ・ハンセン https://www.amazon.co.jp/dp/4106108828/ref=cm_sw_r_tw_dp_YCXJY8JT29EFH336TD98 この本は、人間の脳の仕組みを解説しながら、スマホが人間にどのような影響を及ぼしている…

経験した人しか本当の共感はできない

「行きたくないんじゃなくて行けないんだよ」 少し心が疲れていた女性の友人がいるんですが、その友人の話は女性の方が分かるのかなと思い、僕の彼女を連れて一緒に食事に行ったことがあります。その友人も彼を連れてきていたのですが、その彼が「やっぱり仕…