明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

仕事をすること=自分の夢を叶えること

仕事をする目的ってどこにあるのだろうか?ふとそんなことを考えました。


基本的にはきっとお金のために仕事をするんだと思います。しかし、そのお金のために仕事に必死になって家族をないがしろにする人もいますし、お金のためだからってそもそも自分が好きでもないことをやっている方もいます。

「生きるためにはお金を稼がないといけない」といった時代なら仕方ないかもしれませんが、今はそんな時代でも無くなっていると思います。

もちろん、最低限生活するためのお金は必要ですが、そのお金のために自分の人生の大半を好きでもない仕事に捧げるのはもっと違うと思います。

就職難だと言われていますが、最近では少子高齢化、生産年齢人口の現象も伴って段々と働き手の割合が減ってきています。そんな中、どこでもいいから就職したいという人はきっと就職できると思います。


しかし、働いている時間はだいたい1日8時間ぐらいだと思いますが、起きている時間のおよそ半分の時間を惰性で過ごしている人が幸せだと僕は思いません。



仕事をしていく中で「お金のために働く」のは違うのかなと思います。

お金のために働かないといけない時代というのはすなわち、働かないと生きていけない時代だったので必死に働くことができたのだと思います。

しかし、今はそうではありません。「この仕事は絶対に自分がやらなくてもできるよな・・・」とか、なんなら「これってAIでもできるよな・・・」とか考えながら仕事をしていれば仕事に身が入るわけではありません。



じゃあどうやったら精力的に働く事ができるのでしょうか?

それは、仕事自体が楽しい場合です。仕事が好きな場合です。もっと言えば、好きなことを仕事にしている場合です。

プロのスポーツ選手とかが分かりやすいと思うのですが、プロ野球選手は野球が好きで好きで、上手くなるために野球をやっています。給料のために野球をやっている人もいるとは思いますが、トッププレイヤーになればなるほどきっとそういう人は少ないんじゃないかなと思います。

純粋に野球が好きで、野球が上手くなるのが楽しくて、だから野球を頑張れる。そんな人が上手になっていくのではないでしょうか?



きっとこれはスポーツ選手に限らず、全ての仕事に共通している事だと思います。教員でも、スポーツ用品店でも、居酒屋でも。

「誰かに何かを教えることが好きで、教えた人が分かった顔を見ることに幸せを感じる。」
「自分が選んだ靴でお客さんの快適なランニングをサポートできることに幸せを感じる。」
「おいしい料理を作ることでお客さんが喜んでくれる顔を見るのに幸せを感じる。」

そうやって仕事をしている人がトップ講師になり、カリスマ店員になり、人気居酒屋になるのだと思います。



これらを踏まえて僕は仕事をする目的とはこう考えました。

自分の夢を叶える事



きっとそこから考えることが、本当の意味でのキャリア教育なんですよね。

皆さんは、今自分がしている仕事で自分の夢をかなえる事ができそうですか?