明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

いざ無駄を愛すのだ

毎朝、ジムで筋トレをしています。

 

 

その時に、音楽を聴いているのですが、僕ってあんまり音楽の歌詞を覚えていないんですよね。

 

 

なんか歌詞がなかなか聞き取れないというか、歌詞を見ながら音楽を聴いていてもなぜか歌詞がなかなか覚えられないんですよね。

 

 

そんな中でも、ふとした時に心に刺さる歌詞ってのがあります。

 

 

昨日記事にしたRADWIMPSの「正解」なんかがまさにそうで

 

今日は最近心に刺さった歌詞を紹介します。

 

 

ただ無駄を愛すのだ 生き止まらないように笑うのだ

素直になれずにごめんね

まだあなたには自分を愛してほしいだけなのです

 

これはマカロニえんぴつの「はしりがき」という歌で、クレヨンしんちゃんの映画の主題歌にもなったそうです。

 

 

ただ無駄を愛すのだ。

 

 

大人になったらこれが段々とできなくなっていきますよね。

 

 

今の高校生なんかも見ていると、部活終わりにすぐに家に帰らずにダラダラと部室やコンビニの前で溜まって恋バナなんかをしていたり

 

それが今や仕事になると、無駄を徹底的に嫌ってしまう。

 

 

仕事は効率よくして、定時になったらすぐに帰る。

 

 

めんどくさい事、問題になりそうなことは徹底的に避け、ドライに仕事に関わっていく。

 

 

いつしか学生時代を振り返ったときに、「あの時は楽しかったなぁ」と感じる。

 

 

大人になってからそんな経験をした人は多いのではないでしょうか?

 

 

大人になってからも人生を楽しむには、まさにこの「無駄を愛する」ことが大切なのかもしれません。

 

 

僕の奥さんの話になるのですが、「無駄なことしてるなぁ、もっと効率よくで気品のかなぁ、、、」と思う事が結構あります。

 

 

例えば、よく一緒に買い物に行くのですが、

 

僕なんかは初めから買うものを決めておいて、それが売ってあるお店に一直線に行き、見つからない場合はすぐに店員さんに聞いてそれを買ったらすぐにお店を出ます。

 

 

走することで時間を効率よく使えるし、お金も無駄に使う事はない。

 

 

でも、奥さんはいろんなところを見に行き、自分の気になったものを買うも買わないも関係なくその商品の所に寄っていき、意地でも店員さんに聞かずに自分で探します。

 

 

そんな奥さんに「買うもん決めといてそれだけ買うように動いた方が時間もお金も節約できるくない?」って言ってみました。

 

 

すると、「こうやって自分で色々見たり探したりするのが楽しいねん!」って怒られました。

 

 

きっと、ここで奥さんがやっているのが「無駄を愛する」ということで、人生を楽しむためのコツなのかなぁと思います。

 

 

考えてみれば、くそ真面目に勉強したり仕事をしたりしている人よりも、ちょっとサボったりダラダラしたりしながら自分の人生に正直に生きている人の方が幸せそうな人が多いなぁ思います。

 

 

そういえば、大学院の時の同じゼミの友人にも無駄な時間を愛する名人がいたのですが、そいつも人生楽しそうでした。

 

 

 

僕もこの「はしりがき」の歌詞のように

 

無駄を愛し、素直に、”生き”止まらないように笑って過ごしたいなと思います。