働き方改革で教育の質は上がるのか

多くの会社で働き方改革と言われてからもう短くなくなっていますよね。

 

働き方改革とは、「社員全員が働きやすい環境にしていこうね」って考え方で、一番取り上げられるのが「定時には帰れるようにしようね」って所をはじめ、勤務時間に関するところだと思います。

 

学校現場、特に中学校では部活動により多くの先生方が当たり前のように残業をしています。しかも無給で。まぁ厳密にいえば無給ではないんですが、無給といても過言ではないでしょう。

 

これはよくないという事で、令和5年度からまずは休日の部活動は地域に任せましょうって通知が出されたりしてるんですね。

 

教員の働く環境はこれからだんだんと良くなっていく気がします。それにより、教員にも余裕ができると教育の質が上がると思います。

 

 

その一方で、働き方改革が進んでももしかしたら教育の質は上がらないんじゃないかと思う事もあります。

 

そう思う理由は、「給与の年功序列制」と「終身雇用」です。

 

この2つって簡単に言えば、「働いていれば年々給料上げていくよ」ってことと、「定年まで雇用を保証するよ」ってことですよね。

 

つまり、どんな働き方をしてようが、問題を起こさなければ生活が保証されるってことです。とはいえ終身雇用とはいえど、何か問題を起こせば減給やクビにはなるわけなので、問題を起こさないように働くことになります。

 

 

 

これにより、2種の教員を生み出していると考えています。

 

1つは、最低限しかやらない人。だって、最低限やってれば給料が上がっていくんですから。

 

もう1つは、チャレンジしたいけどできない人。教育熱心な先生方は、現状の教育にとらわれることなくいろんな事にチャレンジしようとされています。しかし、教育現場では事あるごとに「説明責任」という言葉で押しつぶされてしまいます。

 

授業では、子どもに何が身についたかよりも、実際に重視しているのは「何を教えたか」です。逆に身についていなくても「○○は教えました」と説明することができればそれでいいんです。

 

だから結局、無難に働くことになってしまう。

 

 

働き方改革が進んで、どれだけ教員に余裕ができたとしても教員にとってチャレンジできる環境にならなければ教育の質なんて上がらないと思います。

 

残業を減らす、仕事を減らす事も大切ですが、教員がもっと働いててワクワクするような仕組みを作る事も大切じゃないでしょうか?