明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

個人面談を通して彼らに伝えたこと

生徒と、個人面談をしました。

 

 

2年生のこの時期に話することといえば、クラスのこと、そして進路のことです。

 

 

進路は、特に就職のことを話しています。

 

 

専門学校とか、大学とか行くのも結局働くためであって

 

最終的なゴールを決めずに進学を決めていると、後戻りできずに後悔してしまいます。

 

 

だからまずは、彼らは自分の就職について考えないといけないわけですが

 

これがまだ決まってないわけですよね。

 

 

高校2年生のうちにやりたいことが決まっている子なんてそうそういませんので、問題はないのですが

 

1年後のこの時期に今の状態じゃさすがにまずい。

 

 

そろそろ進路に対して真剣に考えていく必要があるのですが

 

僕が彼らに言っているのは、仕事も楽しまないと続かないということです。

 

 

僕は今の学校や今のクラスの担任をするのが楽しい。

 

だから教員として続けていくことができている。

 

 

でも、中には教員は多忙でしんどいってすぐにやめてしまう人もいる。

 

 

楽しいとか、やりがいがあるからって重労働を引き受ける必要はないのですが

 

自分の中で仕事の楽しさややりがいを見出だしていかないと続けることはできない。

 

 

クラスでの生活はその練習でもあって、いかに自分が楽しんで学校生活を過ごすことができるか

 

それによって学校に通うのが楽しいのか、苦痛なのかも変わってくる。

 

 

進路を真剣に考えて、自分のやりがいを見出だせる仕事につくことももちろん大事なんですが

 

行き着いた環境でいかに楽しく働くことができるか、というところも大事なんだよと

 

個人面談を通して1人ひとりに伝えることができました。