明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

教員の働き方をQOLの観点で見たときに

教員生活が3年目を終えようとしています。

 

 

1年目は、新潟の小規模中学校の体育教員。特別支援学級の担任兼1学年副担任、野球部の顧問でした。

 

 

2年目からは神戸に帰ってきて高校教員をしています。教科が数学に変わって、顧問はなんと女子のソフトテニス部。この年からは学級担任もするようになりました。

 

 

3年目の今年は、2年目に持っていた学年の持ち上がりで担任をしています。

 

 

3年とも全く違った1年で、仕事の内容も年数を重ねる毎に(と言ってもまだ3年目なんですが、、、)だんだんとハードになってきています。

 

 

特に3年目である今年度は、中だるみをすると言われている2年生を持ち、1年生の時より生徒が学校生活に慣れてきているからか生徒は去年より落ち着きがない。

 

更に修学旅行という大きな行事もあり、本当に最初から最後まで大変な1年でした。

 

 

これからも仕事の内容しかり、求められるものしかりでどんどん内容はハードになっていくはず。

 

 

それと共にお給料もちょっとずつ上がってくるとは思うのですが、、、

 

 

給与や休暇制度などの福利厚生に関して、教員はものすごく恵まれている事を感じています。

 

27歳にして多少贅沢ができているのも、仕事が早く終わった日に1時間単位で有給休暇が取れる事も教員だからだと思っています。

 

 

恵まれているなぁと感じながらも、QOLの観点で果たして本当に恵まれているのだろうかということも考えたこともあります。

 

 

教員というのは弱い立場で、そしてそれを今のこどものほとんどが分かっていて

 

何かがあれば親に連絡するという子もたくさんいます。

 

 

その度に教員は頭を下げ、結局生徒には自由にされて、、、

 

という事も少なくありませんでした。

 

 

できるだけ生徒に寄り添いながら指導をしようと、少し指導が甘くなれば他の先生からはあまりよくわ思われませんし

 

にも関わらず、生徒に簡単に裏切られたりもする。

 

 

給与、福利厚生が恵まれているからってそういった働き方で自分は本当に幸せなのか?

 

そんなことを考えたりもしていました。

 

 

逆に、この給料、この福利厚生無しで教員をやるかと言われると、、、

 

 

そんなこんなで働きながら、気付けば3月。

 

なんやかんやで教員続けてるんやろうなぁと思いますので

 

これからも無理せずゆるっと働いていきたいなぁと思います。