卒業式の予行がありました。
僕は今年度は1年生の担任だったため、卒業式での役割は準備とか片付けなんですが、
3年生の担任はなんといってもメインイベントの呼名があります。
入学式のとき、僕も経験したのですが、それとは全く違う緊張感があるんやろうなぁ、、、
同僚の先生が呼名について
「一人ひとり、ちゃんと名前を呼んであげるために絶対に泣いてはいけない。担任が泣くと雰囲気としてはそれっぽくなるかもしれないけど、卒業生本人や保護者は主役になる呼名の一瞬を楽しみにしている。だから担任は泣くことなく、なんなら名簿も見ずに呼名ができるぐらいじゃないといけない。」
という風におっしゃってました。
なるほどなぁと思いました。
あまり感動して泣くということが無い僕ですが、生徒を卒業させるってなるとさすがにうるうる来るのかなぁとか考えながらも
その話を聞いて、卒業式の主役は卒業生一人ひとりであって教員ではなく、一人ひとりが輝けるように担任は尽くさないといけないんだなと思いました。
いつかきっと、僕も生徒を送り出す日が来る。
そんな日に向けて、今回の卒業式の様子も目に焼き付けておこうと思います。
いつかの卒業式のときに、僕が泣くより、生徒が友達との思い出を思い出して泣けるような学級経営ができならいいな。