今年度もあと2日。
みなさん、有給ってどのくらい残ってますか?
僕は今日も3時間休をいただいて早退し、明日は1時間45分休みを使ってゆっくり出勤します。
今年度結構お休みいただいたなぁという感覚があるのですが、なんとまだ5.5日分も残っています。
まぁ有休以外にも、割り振り(会議や懇談等の業務が長引いて過ぎてしまった分、他の日の出勤時間を短くできる制度。なお、部活動は対象外だそう。)を使ったり、休日の入試業務の分の週休日を使わせていただいたりと、様々な休暇制度を使わせていただきました。
そう考えると、やっぱ教員って福利厚生がしっかりしてるなぁと感じます。
他にも、補助の制度が充実していて、例えば家族が子どもを出産する時には50万円の補助が出たり、正規の教員であれば自治体が指定する映画館やサウナを安く利用できたりであったりとか。
ただ、補助が「ある」というのと、「使える」というのは大きな違いがあって、学校や自治体によっては「この働き方のどこで有休使ったらいいん?」という実態があったり、そもそも時間外まで働くことが前提で割り振りなんてもらえない学校もあるそうです。
教員は福利厚生やお給料が安定してもらえるというのは魅力の一つだと思うのですが、
株式会社学情が2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象(ということは前年度のアンケートではありますが)に実施した、就職活動に関するインターネットアンケートでの「内定先の企業に入社を決めた理由」という項目では
1位:携わる仕事内容
2位:人事や社員の人柄や雰囲気
3位:事業内容
4位:知名度
5位:勤務地
6位:勤務時間や福利厚生
7位:給料
8位:転職に有利
と、実はお給料や福利厚生は結構下位だったりとか。
みんな結構やりがいベースとか、雰囲気ベースで会社を決めているみたいですね。
教員も割とやりがいはあると思うのですが、それ以上に「働き方」が最近の若者教員の離職率の増加につながっていることは言うまでもありません。
この辺りははやく何とかなってほしいなぁ、、、。
僕の職場は結構恵まれていて、やる事さえやっていれば早く帰ろうが何も言われることはありません。
ただ、やっぱり勤務時間内にお休みをいただいて帰るにしても、例えば
「○○さんからもしかしたら電話がかかってくるかもしれないのですが、もし電話がかかってきたら△△って感じで答えていただいてもいいですか?」
と残っている先生方にあらかじめ話をしておくとか、そうやって自分がいなくなっても大丈夫なようにしておく必要はありますよね。
あと休みを取るうえで大事なのは、普段どのぐらい仕事をしているかという所ですよね。
普段ちゃんと仕事をしていれば「いつも頑張ってるんやからたまには早く帰らんとね!」と言っていただけますが
そうでもない人が早く帰れば、何も言われないにしても心の中では「いつも仕事してないくせに早く帰りやがって、、、」と思われてしまう可能性はありますよね。
早く帰れるかどうかは、職場の雰囲気という所が大きいという事は間違いありませんが、まずは自分で早く帰れるような環境を作っていくことも大事だという事ですね。
早く帰る事に抵抗がない現在の職場に感謝しつつ、多くの学校の働き方が少しでも改善されることを祈っています。