明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

強制的に人間関係が変わる一大行事

全国のほとんどの児童生徒はもうすぐ進級があり、それにともないクラス替えもついてきます。

 

 

クラス替えで誰と一緒のクラスになるかとか、担任の先生が誰かというのは彼らにとってめちゃくちゃ大きなものであり

 

その後の1年を左右すると言っても過言ではありません。

 

 

だいたい1ヶ月に1回行われる席替えでさえ彼らにとっては大きな行事です。

 

 

僕が通っていた高校はクラスごとにコースで分けられていたので、担任もクラスのメンバーも3年間一緒だったのですが

 

小中の時はクラス替えがあるのが当たり前で、その度に心を大きく動かしていたことをかすかに覚えています。

 

 

それは僕ら教員も一緒で、来年度は誰と一緒の学年になるのか、誰がでていって誰が入ってくるのか、そもそも自分はどうなるのか

 

多くの先生がそわそわしていることでしょう。

 

 

人間関係というのは人間にとってもっとも重要なことで、それが強制的に変えられるクラス替えとか異動とかいうものはそりゃ誰にとっても一大行事になりますよね。

 

 

人によっては期待もあれば、人によっては不安もある。

 

 

慣れた関係が解体されるというだけで1つの不安要素になってしまうのですが、どんな集団になったとしてもやっていかないといけないのが仕事というもので

 

どんな集団でもうまいことやっていかないと1年間の学校生活が苦しくなってしまう。

 

 

1年間やっていくためになにより大切なのは、最初にどう振る舞うか。

 

 

今年度を最後まで走りきるのと平行して、来年度に向けての心の準備もちょっとずつしていこう。