明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

「恩師」と呼ばれること

今日は卒業式でした。

 

 

今年度卒業する生徒の授業は全く行っておらず、ほとんど関わりがありませんでした。

 

そのため、他の先生が「先生ありがとう!」と卒業生に言われてるのを横目に見ていました。

 

 

関わりがある生徒と言えば、元々テニス部だった生徒が唯一の関わりでした。

 

 

そのうちの一人が僕に手紙を持ってきてくれたので、勤務が終わってからそれを読みました。

 

 

その手紙には、僕のことを「恩師」と書いていました。

 

 

今まで3年の担任を経験していない僕にとって、「恩師」という言葉を自分に使われるのはなんだか不思議な感じでした。

 

 

「恩師」に対して、教師が生徒に使う言葉を「教え子」という表現をすると思うのですが

 

僕が彼女らになにかを教えれたのかと言われると

 

僕がやったことと言うと一緒に練習に入ったりとか、対してアドバイスもあげれない中ベンチに入ったりとかそのぐらいでした。

 

 

ただ、彼女が僕に対して「恩師」という言葉を使ったと言うことは、彼女らにやってきたことがあながち間違いではなかったのかなと。

 

 

気の強いわがままな学年でしたが、だからこそ本当に頼もしい、かっこいいと思える学年でした。

 

 

卒業おめでとう。