修了式がおわり、今日で僕がもったクラスも解散となりました。2回目の担任、まずは終えられてほっとしています。
振り返ると今年は本当に、教員としての自信が無くなった1年だったなと感じます。
1年目の担任は本当に順調で、教員として自信がついた年で、それが次の年、こんなにも叩きのめされると思っていませんでした。
自信がついた次の年だったからって決して自分に慢心があったわけではないですが、生徒には去年と違って2年生として学校生活に対しての慣れとか中だるみがあり、さらに文化祭、体育祭をはじめ、修学旅行という大きな行事もたくさんありました。
そんな1年の中で、生徒には色んな意味での波があって、その波がいつ訪れるのかも生徒によってもちろん違う。
生徒に裏切られたこともあったし、指導不足によって学級崩壊とまではいきませんが、クラスが安定しないことも少なくありませんでした。他の先生から厳しい言葉をいただくこともあり、その度に教員としての自信が無くなっていったことを感じました。
辛い1年だったなぁと思います。
でも、この1年間を乗りきったことで、もっとこうしないといけないとか、次にやるべきことも見えてきています。自信が無くなったと言いましたが、確実に教員としてのスキルは高まってるし、来年はもっとやれるという確信があります。
プロ野球では、1年目でブレークした選手が2年目に研究されて結果がでなくなることを2年目のジンクスなんて言ったりします。その後長く活躍する選手は、2年目のジンクスを乗り越えて、3年、4年と辛抱強く結果を残し続けます。
僕の担任としての2年目は誰かに研究されたわけではありませんが、教員生活をこれから続けていく上では最も重要な年になる気がします。
今年は、どれだけ辛くても生徒のことを最後まで信じて教育することができたということが僕の一番の誇りです。
心が折れそうになるときもありましたが、僕は信じて教育がしたかったし、やっぱり生徒はかわいいし、でも全員に何かを施すのはちょっとむずかしくて
全員に確実にしてあげられることと言えば、信じ続けてあげることぐらいかなと思ったので。
とにかく自分、1年間お疲れ様。
そういえば、ちょうど1年前くも膜下出血で倒れて心臓まで止まった父が、来週からハーフタイムで働けることになりそう。
縁起のいい年度終わり、来年度はいい年になりそう。