教育や世の中で「多様性」という言葉が多く使われるようになりました。
ちょっと変わった子がいようが、外国の子がいようが、この「多様性」という言葉のおかげか時代のおかげが特に違和感はありません。
僕が小学生の時にも同級生や年下に外国籍の人がいましたが、その時は彼らは僕にとってちょっと特別な感じがしていました。
まだまだどこまでこの「多様性」というものを受け入れればいいのかは分かりませんが、いままで集団の中で「浮いていた」存在が、浮いているという認識が無くなってきたように思います。
しかし、この「多様性」という言葉がよくないなぁと思うこともあって
例えば、多様性を大事にして教育していきましょうねってのは僕ら教員側が気にするべき言葉だと思うのですが
「私たちの多様性も大事にしてよ!」と、浮けとる側がこの言葉を利用して自分勝手をしようとすることも少なくありません。
「心理的安全性」とか「褒めて伸ばしましょう」って風潮も同じで、本来これらって組織をまとめたり人を指導したりする人への言葉だと思うのですが
指導をうける側の人間が「いや、今褒めて伸ばす時代じゃないの?」と考えてしまっていて、結果、指導しづらい時代になってしまっているなぁと感じます。
「女性がもっと前に出る社会に!!」なんて風潮も特に。
受け取る側の気持ちも分からんではないのですが、それをいいように捉えて向かってこられるのもなぁ、、、と感じる毎日。