明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

火が大きくなる前に

新しい学年になって早くも1ヶ月が経とうとしています。新しいクラスに馴染めてなさそうな生徒も何人かいたし、僕の事を警戒している生徒もたくさんいましたが、段々とそれがほぐれてきているなという感覚があります。

 

 

ただ、慣れというものはいい事ばかりではなくて、慣れてきたからこそ緊張感がなくなってきてしまったり、やるべきことをやらなくなってきてしまったりもします。

 

 

ルールを守るとか、時間を守るとか、そういった生活していくうえで基本的な所が最近適当になってきてしまっているなぁと感じます。

 

 

たぶん、これに気付かずにずるずる行ってしまうと、気付いた時にはもう手遅れになってクラスが修復不可能になってしまう事も考えられます。

 

 

火は小さいうちなら簡単に消せますが、大火事になってしまうと消すのがむずかしくなりますよね。

 

 

かといって一度に全部言ってしまうと彼らもパンクしてしまい、結果反発してしまったり逆効果になってしまったりする。

 

 

大きくなりそうな火に早く気づいて、適切に消すことができれば大事にはならないはず。

 

 

昨年度もそうでしたが、今年度もまずは生徒集団を見るという事には妥協せずにクラスを経営していきたいです。