授業が始まって2週間。
ここらで自分がやっている『学び合い』について、一度言語化しておこうと思います。
授業は全クラスまぁまぁの『学び合い』でやってます。
やり方としては、
「説明10分ぐらい」→「前回の活動の評価の振り返り3分ぐらい」→「活動30分ぐらい」→「活動の評価5分ぐらい」
という感じですかね。
これがマンキンの『学び合い』になると、「説明」が省かれるんですが、
「ちゃんと教えてますよ」と言えるように説明はしてます。
昨年、「僕の授業、正直聞いてる人手を上げてください」と一度質問してみると、40人中5人程度しか手が上がらず
やっぱオレの説明なくてもできるんやなぁと感じましたが
自分の身を守るための手だてはなにかしら必要だなと、説明はちゃんとすることにしました。
手応えはというと、
生徒からの受けはいいです。
なんたってほぼ自習ですから。
おまけに誰とやってもいい。
もちろん、ただほったらかしにしているわけではなくて
・全員が結果を出せる(勉強をしやすい)環境をつくること
・iPadの使い方等のルールをちゃんと守ること
の2点を軸に、活動の様子を見ながら彼らの活動を評価しています。
この評価というのは、彼らの成績に関わる(平常点というやつ)もつけていますが、ここでいう評価というのは、
集団として彼らがどんな活動をしていたかということを見て、伝えるということです。
これが、『学び合い』をする上では1番大切だと感じています。
評価、すなわち見ることを怠ってしまうと、教員の見えづらい所からどんどん集団が崩れていって
気付いたときには修復不可能になってしまいます。
それを防ぐためにも、彼らを見ることだけは絶対に毎時間怠らず、集団をつくっていく必要があります。
そんなこんなで『学び合い』をやり始めて3年目。
慣れてきた頃が1番失敗しやすいので、油断せずこれからもやることはやっていきます。