明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

教育論vs組織論

YouTubeで、pivotという番組をよく見ます。

 

 

PIVOT 公式チャンネル - YouTube

 

 

組織論的な話や教育の話、筋トレの話等いろんな話が用意されているのですが、やっぱり教育に関係するものを僕はよく見ています。

 

 

ここでひとつ疑問に思ったのが、教育に関係するものってなんだろうかって。

 

 

education skill setという再生リストがあって、そこでは自己肯定感を下げない叱り方だったり、勝手に勉強する脳の育て方だったり子どもの能力を向上させるような動画がたくさんあります。

 

 

でも、番組を見ながら、これをやるべきなのは教員側じゃなくて親じゃないかなぁと感じました。

 

 

小学校でも、中学校でも高校でも、どの段階であってもどの能力を育てたいかというのは子どもとか家庭によって違ってくるものであって、本当に能力をあげたいのであれば教員ではなくその子ども、家庭が頑張らなくてはいけません。

 

 

もちろん、教員ができることもないことはないと思うのですが、やっぱりどうしても同じ教え方をしてても点数の高い子、低い子はでてきて、その要因は子ども自身の頑張りようによるところがほとんどだと思います。

 

 

じゃー教員は何をするべきなのかと言われると、組織を作ることだと思います。学級経営とか、授業でも集団をどう動かすかというところですね。

 

 

彼らが勉強したり、学校生活をしたりする上でまず必要なことは、教室の中が彼らにとっていろんな意味で安全であることだと思います。

 

 

その安全な教室の中で、彼らがどこに向かっていくのかは彼らが決めることで、僕らが強制できることではない。商業高校とか専門学校ならならやることはもうほぼ決まっているので「検定いっぱいとれ!!」と半分強制的な教育ができるとは思うのですが。

 

 

学校のクラスも会社の部署も、組織であることは変わりないので、「組織ってどうやって動かすのか?」というところにフォーカスをあてながら勉強していこうと思います。