日本の教育は、平等を求めがちです。
公教育で平等を求めるのは間違ってはいないと思うのですが
最近読んでいる本の中で
「同じ教育をしているのに優劣がついてしまう。平等を求める教育によって上下関係ができてしまっている」
と、こんな感じの記述がありました。
確かに、一斉指導で同じ教育を受けているにも関わらず、成績がいい子も悪い子もでてきますよね。
それは、生徒の成績は学校だけではなく、家庭の状況や本人の興味関心、また遺伝的な得意不得意もあるのでそりゃ当たり前のことなんですが。
にもかかわらず、「平等に教育しましょう」と言っているのは
「平等に教育をするだけしたらそれでいい」
というようにさえ聞こえます。
なんかそれはそれで無責任だなぁと。
一人ひとりの能力に差があることは当たり前という前提で
一人ひとりのいいところを伸ばせるような教育をしていきたいなぁと思います。