明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

結局先に生まれただけなんですよね

先に生まれただけの僕というドラマを見たという記事を投稿したのですが、大学院時代の友人が何人か反応してくれてちょっとテンションが上がりました。ゼミ室でドラマについて話したりしたかったなぁ、、、

 

まぁそんなことはさておき、今回はそのドラマについてです。

 

ドラマのタイトルは「先に生まれただけの僕」。“先”に“生”まれたと言っているように、先生のドラマです。

 

ただ、よくある学園青春コメディと言った感じではなく、民間の校長が学校の当たり前を疑い、生徒が大人社会で生き残っていくためには何が必要かという事を考えながら、学校を改革していくといったドラマです。

 

まぁ色々言ってしまうとネタバレになってしまう可能性はありますが、僕が特に共感できたのは、先生は所詮「生徒よりちょっとだけ先に生まれただけ」だという事、そして「生徒を子ども扱いしているといつまでたっても今までの方法から抜け出せない」ということです。

 

もちろん、先に生まれ、生徒よりも長く生きているという事もあり、生徒が卒業した後にどんなことを経験していくのかとか、大学がどんな所かとかそういうのは知ってます。経験してますから。

 

ただ、だからと言って先生だとはいえ完璧な人間なんか1人もいません。まして僕なんかまだ24歳。教えている子どもより10年ぐらい長く生きているだけです。

 

だからって、偉そうに教育するのは違うなぁって思うんですよね。子どもの方が優れている事なんていくらでもあるし、特にICTの使い方なんか子どもは抜群に上手なんですよ。

 

それを先生が管理してしまうと、せっかくの子どものいいところが殺されてしまいます。

 

子どもの有能さを信じる事と、「先に生まれただけだ!」と自分を無能だと思う事はまた違うと思いますが、先生だからと言って偉い訳ではないんやぞってことは心にとどめておこうと思います。

 

先に生まれただけなんですから。