目標というのはやっぱり大事だなと感じます。
僕は部活は生徒が作るべきだと考えています。練習のメニュー、雰囲気、目標など。
その中でも目標が大事で、どんな目標を掲げているか、ちゃんと目標が掲げられているかが活動の内容を左右すると言っても過言ではありません。
というのも、最近「これでいいのかなぁ」と思うことが多くて
練習中に地面にべたっと座るだとか、違う話ばかりしてて集中できてないだとか、休憩が長すぎて活動の時間が短いだとか。
でも、僕がやってきた高校の部活と彼女らとでは全く違うものなので僕の価値観を押し付けるわけにはいきません。
そこで、彼女らにもう一度目標を振り返ってもらいました。
「総体までもう3ヶ月ぐらいやけど、どこまで勝ちたい?」
県大会に行きたいとか、県大会で何回か勝ちたいとか、言っていることは人それぞれでしたが、一人ひとりが自分の等身大かそれ以上の目標を、また先輩がたどり着かなかった所を目標として口にしていました。
そのあとは自分の会議があったため練習を見ることができなかったのですが、会議が終わってから練習を見ると、どこか彼女らの様子が違いました。
目標を自分で掲げ、その目標に向かって何をすればいいのか。それをもう一度考えられたのかなと思います。
教員が生徒に対してやる気を出させる事ってなかなか難しいと思うのですが、そのきっかけを与えるぐらいはできるんだなと感じました。
あとは彼女ら自身がどうするかを見守るだけ。