ICTは使い方を間違えば人とのつながりを分断する

昨日のお昼ご飯でしゃぶ葉に行きました。

しゃぶ葉は野菜やドリンクがバイキング方式なのですが、バイキングをしに行くときは全員マスク着用、ビニール手袋着用などしっかりと感染症対策が行われていました。

とはいえ、近くのバイキングのお店は閉めてしまったところもあり、なかなか経営が厳しいようです。




さて、そんなしゃぶ葉での一コマ。

中学生が7人ぐらいでお昼ご飯を食べに来ていました。

結構ワイワイしていましたが、全員しっかりとマスクをしていました。

お盆なのでちょっとだけ並んでいて自分たちの名前が呼ばれると、案内された席はその中学生の近くでした。

何にも気にせずにお昼ご飯を食べていたのですが、最後の方にあることに気付きました。



その中学生たちはみんなごはんをだいたい食べ終え、食後の会話を楽しんでいる、、、

と思いきや、みんなスマホをいじって無言。

たまーに自分が気になったインスタの画像を友達に見せて会話をするぐらいで、あとはみんな画面に夢中でした。

見ていて違和感を感じざるを得ませんでした。




最近、学校教育でICTを活用することが推進されていますが、使い方によってはICTは人と人とのつながりを分断してしまう恐れがあることを実感しました。

ICTはうまく使えば絶対に教育にはプラスになりますし、超スマート社会と言われる時代を生き抜くこどもたち(今の子どもが大人になった時はまた違う時代の呼ばれ方をしていると思いますが)はICTを使えた方がもちろんいいです。

しかし、教育の中でICTを使いたいがためにICTをつかう、つまりICTを使う事が目的になってしまえばこのようなことが起こってしまうんだなと思いました。



ICTを使う事はこれから必要になってくるかもしれませんが、もっと大切なのは人と関わるような活動です。

なぜなら、ICTができるような仕事はこれからどんどんICTが賄っていくようになるからです。

ユニクロレジから人がいなくなりました。

お寿司屋さんの受付もペッパーくんがしてくれます。

この先配達もドローンがやってくれるような時代が来ることが予測されています。



そんな中残っていく仕事とは何なのか。

それは人と関わる仕事です。

例えば、介護士のような仕事は機会が代替することはできませんし、保育士さんがICTになってしまえばその子どもの発達に影響を与えてしまいます。

私がアルバイトしていた放課後等デイサービスも、施設に来る子どもは同じ子どもでも毎日心の部分は違ってきますし、その微妙な変化に気付いて手を差し出すのは人間しかできないと思います。

居酒屋でも人気が出るかどうかというのは料理がおいしいのももちろんですが、店長の人柄や店員さんの接し方でお客さんがついてくるかどうかは変わってきます。




なぜこれらをICTができないかと言うと、同じ人間もいませんし、毎日同じ気持ちの人もいないからです。

ICTができることはある程度予測できるようなものやパターンが決まっているものです。




繰り返しになりますが、ICTは使い方によっては人とのつながりを分断します。

何よりも、友達同士で一緒に居ても画面を見て無言であるような世界よりも、人同士が楽しく会話するような温かい街の方が素敵だと思いませんか?