どれだけスーパー先生でもいじめを全て見つけるなんて不可能説

いじめを起こさないためにとか、いじめを早期発見するためにとか、いじめに対して世の中が敏感になっています。

いじめはもちろんよくないし、起こさない、早く見つけるに越したことはないと思います。

しかし、タイトルでも書いた通り、どれだけスーパー先生でもいじめを全て見つけるなんて不可能だと思います。

だって、これだけ世の中がいじめに対して敏感になっている中で、多くのいじめは見つからないところで起こってしまっているのですから。

その中でいじめをなくす、早期に見つける方法は一つしかないと思います。

その方法とは、第三者から情報をもらうことです。



三者から情報をもらうといっても、次は情報を先生に渡した子どもが”チクリ”と言われてターゲットにされてしまう可能性もあるため、なかなか先生に言う事が出来ないかもしれません。

そこで大切なのが、いじめの被害者が「助けて」という事です。

でも、それもなかなか難しいですよね。

だから本当に大切なことは、いざとなった時に助けてといえる環境(人間関係、集団の雰囲気)をつくること、そして本人に「助けて」といえる能力が身に付いていることです。



自分がストレスに思っていることを誰かに話すと、問題は解決していないのにスッキリしたってことありませんか?

いじめはそんなに簡単な問題ではありませんが、「助けて」と言える相手がいるのといないのとでは精神的に大きな違いがあります。

また、いじめを受けている子が先生に相談することって少ないと思いますが、いじめを受けている子が「助けて」と誰かに言う事で、その誰かが先生に報告してくれることはあると思います。

先生に報告できなかったとしても、被害者が言った「助けて」第三者を通じて集団に広がれば、人間は「いじめは良くない」ということは分かっている子が多いはずなので、やがて加害者がいじめをし辛い雰囲気を作ることができるようになるかもしれません。

こうやって、いじめを子どもどうしで解決することが出来れば「いじめは良くない」という雰囲気が集団に残るので、安心・安全な学校づくりにもつながってきます。



思い付いただけで、「助けて」の効果はこれだけあります。

これを先生が半ば無理やり解決してしまえばその場しのぎにはなるかもしれませんが、いじめは次からも起こってしまうかもしれません。

はじめにもいいましたが、いじめをすべて見つけられる先生なんて存在しません。

先生がすべて解決するという発想を変えて、子ども通しで解決できるようなクラスづくりを進める方が、素敵なクラスになると思いませんか?

そのためにも、普段から教師が「いじめは良くない」と語り続け、さらに子どもたちが主体的に動けるような集団作りが必要だと思いました。