昨日、今年最初の上越『学び合い』の会があり、僕も参加してきました。
あぁいったオンラインで無料で気軽に参加できる場がある事は非常にありがたいことだなと思います。
西川研の皆さんには感謝してます。
司会のゼミ生が一生懸命場を回してるのを見て、僕も最初タジタジでやってたなぁと懐かしい気持ちにもなりました。
場を回す能力は、現場でも役立っています。
大学院生の頃からやっててよかったなぁと思いました。
さて、昨日のテーマはGIGAでの困りごとについてでした。
もちろん僕の学校でも1人1台にタブレット端末が配布されています。
僕自身はあまり困っては無いんですが、、、
学校でのストレスチェックの研修の時に、「何がストレスに立っていますか?」という質問に対して「GIGAスクール構想」と答える先生は少なくありませんでした。
負担の原因としては、「タブレット端末を使わなければいけない」というプレッシャーが考えられます。
勤務校の管理職はメチャクチャいい方なので使用を強制することはまずないのですが、公開授業で「ICTを利用して」という条件が付けられていたり、そもそも1人1台タブレットが配布されていたりとその辺りから確かにプレッシャーを感じざるを得ない環境なのは否定できません。
で、結局「タブレットを使うのが目的になってしまう」というあるあるが発動してしまう訳です。
無理してタブレットを使ってしまうんですね。
また、今の子どもって普段からタブレットやらパソコンやらを家で頻繁に使ってるんですよね。
だから、使い方とか仕組みとかについて教師より知っているわけです。
タブレットに限らず、教師は生徒を管理しなければいけないと思いがちです。
しかし、タブレットについては子どもの方が知っているため、教師はなかなか管理することができません。
だから結局、「主体的・対話的で深い学びのためのツール」であるはずのタブレットなのに、使い方を強制してしまう訳です。
結局タブレットを導入しようがしなかろうが、そこなんですよね。
「子どもを管理しなければいけない」
「子どもに任せられない」
「子どもを自由にしてはいけない」
そんな教師のマインド自体を変えなければいけない。
そんなことを改めて考えさせられた会でした。
また、タブレットやICTでのトラブルはまだ僕の勤務校では起こっていませんが、授業中ではなく、持ち帰ったタブレットでトラブルが起きた際の責任も教師が取らなければいけないのか?とか
責任の所在もしっかりと明らかにしておく必要があるなと思いました。
まぁこれもタブレットに限らず、学校以外で起こったトラブルは学校じゃなくて警察に通報して欲しいんですけどね。