明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

1学期の振り返り

既に1学期は終わりましたが、まだ振り返りをしてませんでしたこでこの辺りで振り返りを

 

 

1学期の最初、委員会を決めたり体育祭の選手を決めたり、クラスの中で色々決めないといけないことがたくさんありましたが

 

まぁなかなか決まらず、不安だなぁと感じていました。

 

 

自分のことばかり考えている生徒が多いクラスなんじゃないかと不安になっていました。

 

 

ただ、中には「じゃー私やりますよ」と手を上げてくれる生徒もいて心が救われたのを覚えています。

 

 

時間が経つごとにクラスとしてちょっとずつまとまっていったのも感じていて

 

例えば、「文化祭のこと決めるから何人か昼休みに教室来てくれへん?」と言うと来てくれる生徒が何人かでてきたりとか

 

教室を整理していると「自分も手伝いますよ」と言ってくれる生徒がいたりとか

 

何より1学期で笑顔が溢れるクラスになったんじゃないかなぁと思っています。

 

 

ただ、やっぱり課題は山積みで、例えば期限通り全員の提出物が出たことが無いレベルで提出物は出ないし

 

誰かが話をしているのを黙って聞けなかったりとか

 

指定された座席や列から勝手に移動する生徒がいたりとか

 

掃除とか自分の仕事をやらずに帰ってしまったりする子がいたりとか

 

自分勝手をしてしまう生徒が多いなという印象で1学期を終えました。

 

 

いくらクラスが楽しくてもやっぱりやらないといけないことはやらないといけないし、それをやらないことによって誰かに迷惑がかかってしまうというこどなかなか分かっていないのかなと思いました。

 

 

クラスが始まる最初にこの3つは守ってほしいということを彼らに伝えました。

 

①安心できる教室を作ってほしい

②最低限のことはしてほしい

③時間や期限は守ってほしい

 

友達思いの生徒が多いクラスで①はクリアしていると思いますが、②と③は2学期以降も頑張っていかないといけないところだなと思いました。

 

 

また、それに加えて彼らに頑張ってほしいことは「自分の行動には責任を持ってほしい」ということ。

 

 

何か自分で困ったことがあると助けを求めに来ます。

 

 

助けてと言える力は大切ですが、自分で考えて動くことができない。誰かが何とかしてくれるとおもっている。

 

 

きっとそれは僕が先回りして彼らの道を作ってしまっていたことが原因なので、これは僕も反省しつつ、彼らにも伝えていかなければならない。

 

 

後ろの黒板に楽器の最初に書いて意思表示をして、それを教卓に立ったときに僕が見る、そして彼らに伝えるという意味では、あの黒板に書いてあったのは彼らにというよりか自分に言い聞かすと言う意味で書いていたのかも。

 

 

1学期中で一番自分を褒めたいことは、彼らを信じて教育し続けられたこと。

 

 

2学期も彼らを信じることをベースに、伝えるべきことを伝え続けていきたいです。

 


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