教員をやってると、「この場合はこうすればいい」というのが通用しません。
色んな事例があって、同じタイプの事例の対応だとしても、生徒が違えばもちろん対応のしかたは変わってきます。
そんな中、教員に必要なものって、センスだと思うんですよね。
センスってのもふわぁーっとしていますが
何が起きたか、そこに絡んでいる生徒はどんな子なのか、その生徒とどれだけ人間関係が結べているのか、ここでどのように声をかけたらいいのか、ここでした指導が後にその生徒にとってどんな影響を与えるのか
これらが全く一緒の状況なんてそうありません。
この辺りがわかる感覚をもっているのかどうか、というところができる人とできない人の違いだと思います。
ただ、自分の身を守るにはどうすればいいかというところは、センスではなくスキルが必要です。
例えば、盗難が起きたときに誰かを疑うようなことが生徒間でおこっていじめに発展しないように声掛けをしておかないといけないだとか
生徒と私的な理由でSNSをつかわないとか
この辺りは自分の身を守るために必要なスキルですよね。
これらをこなすことができて、やっと教師として安定して働くことができる。
センスもスキルも両方必要ですが、今年度はセンスをもっともっと磨けるように、生徒とも教員ともたくさん話をしたいなと思います。