上教大の修了式に伴って自分の大学院生活も振り返ってみた

今日は、僕の出身である上教大の卒業式・学位授与式だそうです。


無事卒業・修了されたみなさん、おめでとうございます。


あれから1年経ったんやなぁと思うと、1年の流れって早いんやなって実感します。


年を取ったら1年が流れるのが早くなると小さいころに聞いたことがありましたが、その感覚がなんとなく分かってきたような気がします。




さて、僕は大学院に入学して『学び合い』をはじめ、入学前に僕が現場でやろうと思い描いていた物と全く別の物を学ぶことになりました。


「授業の内容を教師が生徒に教えず、これからの社会で生き残っていくためのスキルを生徒に身に付けさせるべき」

「部活動は教育的効果よりも教師の負担の方がはるかに大きいから無くした方がいい」

この2つは特に衝撃的でした。


最初は受け入れられませんでしたが、研究室で学んでいくうちにそのことがもはや当たり前のような事に思えました。


生徒が学校に来ているのは自分の可能性を広げたり、将来の目標に向かったり、社会で生き残っていくためのスキルを身に付けたりするために来ています。


最近の文科省の言葉を借りるなら、「基礎的・汎用的能力」を育むためって事ですね。


つまり、学校で本当にやらないといけないのはキャリア教育です。


そのために僕らが教えるべきなのは連立方程式でも跳び箱の跳び方でも無いはずです。



ちなみに、キャリア教育における基礎的・汎用的能力には下記の4つの項目が示されています。

〇人間関係形成・社会形成能力
→多様な他者の考えや立場を理解し,相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝えることができるとともに,自分の置かれている状況を受け止め,役割を果たしつつ他者と協力・協働して社会に参画し,今後の社会を積極的に形成することができる力

〇自己理解・自己管理能力
→自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について,社会との相互関係を保ちつつ,今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的に行動すると同時に,自らの思考や感情を律し,かつ,今後の成長のために進んで学ぼうとする力

〇課題対応能力
→仕事をする上での様々な課題を発見・分析し,適切な計画を立ててその課題を処理し,解決することができる力

キャリアプランニング能力
→「働くこと」の意義を理解し,自らが果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け,多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択・活用しながら,自ら主体的に判断してキャリアを形成していく力


これらの力はそれぞれ、教育の目的である「人格の完成」って所に繋がってますよね。



僕ら教員は、生徒の将来の幸せのために、全教育活動においてこの「基礎的・汎用的能力」を育み、「人格の完成」を目指さなければいけません。


そのために僕ら教員がすべきことは何なのか?


そんなことを学ぶことができた大学院生活だったぁと改めて振り返る事ができました。