今日は参院選の投票日です。
僕は今25歳なんですが、初めて選挙というものに参加しました。
というのも、今まで神戸市に住民票がありながら、石川や新潟に在住していたため
なかなか投票することができなかったんです。
遠方に在住しながらも投票することも可能だとは思うのですが
自分が今住んでいない所の投票を行うというのはなかなか実感が湧きませんし
そもそも遠方にいながらどうやって投票をすればいいのか、みたいなことを自分で調べて自分で投票をするのもちょっと面倒。
結局それを5年間続け、神戸に帰ってきた今年、初めて選挙に参加しました。
上記のことはただの言い訳に過ぎないことは自分でもわかってますし
投票しないといけない、というのもわかってはいますが
どこか「自分一人が投票しなくても誰にも迷惑はかからんよな」って思ってしまっていた自分がいることも事実です。
「やらないといけない事」というのを頭でわかっているのと行動に移すのとではまた別の話であって
例えばいじめがいけない事である事も全員が分かっていますし
ゴミは分別して捨てないといけない事も全員が分かっている事だと思います。
それを改めて「いじめはだめなことですよ」「ごみは分別して捨てましょう」「投票は全員が行きましょう」と言っても
今までやってなかった人が行動に移すようになるかどうかと考えると、そうはならない気がします。
だからと言って、こうしたらいいという解決策を僕が持っているはずもないのですが、、、。
どこかで「ヒューマンエラーのほとんどはシステムエラーが原因ですよ」みたいなことを聞いたことがあります。
例えば、インスタでよく問題になる「親しい友達」って昨日があるんですが
親しい友達ってのは、フォローされている人の中から見れる人を更に限定することができる特別な投稿の方法なのですが
それに入ってるか入ってないか、みたいなんでよくトラブルになるんですね。
でも、そのトラブルって「親しい友達」って機能が無ければそもそもおこらなかったトラブルですし
名前も良くないですよね、それに入って無かったら「え、自分は親しく思われてないんや・・・」と思ってしまいますよね、、、。
この例にしても、親しい友達に入れる・入れないでトラブルが起こってるのはヒューマンエラーですが、その原因となっているのは「親しい友達」という機能についてのシステムエラーです。
いじめや投票やごみの分別についても、もしかしたらシステムを変えれば解決するものもあるかもしれませんね。
例えば、投票についてはマイナンバーやブロックチェーンの技術を使う事によって不正を防いだうえでインターネットでも投票できるようにして投票をより手軽なものにすることであったりだとか
同じ地域、同じ年代に生まれただけの子どもを強制的に同じ学年としてまとめることで窮屈な児童生徒が出てくるのであれば、フリースクールや通信制の学校など生徒が自分の行きたい学校をある程度選べるような仕組みを作るとか
システムを改善すれば減らせるヒューマンエラーもあると思います。
魚だって窮屈な小さな水槽に閉じ込められたらいじめをするんですから。
今日は僕が今まで投票に行っていなかったことについてのいい訳のブログになりましたが
この考え方には世の中のトラブルを少しでも改善するヒントにはなるんじゃないかなぁと思いました。