バスケのランニングシュートができるようになるという目標と人格の完成がどうすれば結び付くのかを考える

今週、教員採用試験の実技対策でバスケを先生に教えてもらっています。

 

神戸市教員採用試験の保健体育実技はハードル、バレー、バスケ、器械体操、柔道・剣道・ダンスの選択、そして水泳という計6種目をこなすという内容です。

 

6種目を4時間ぶっ通しで、しかも最後の水泳は25m×4の個人メドレーという地獄の日程。

 

去年は3日ぐらいは筋肉痛で体が動きませんでした、、、

 

今年は新型コロナウイルスの影響で選択種目と水泳がなくなったので4種目です。

 

水泳に関しては私の弱点も弱点で、平泳ぎすらできなかった(去年はゼミ生に教えてもらって何とか泳ぎ切りました)ので、今年はチャンスだと思っています。

 

 

 

そんなことはさておき、今日のバスケ対策はランニングシュート(いわゆるレイアップ)の練習でした。

 

朝7時40分開始という軽く朝練の状態でした。ちなみに先生は朝3時ぐらいには必ず目が覚めて、そこからAmazon primeで映画を見ているそうです。

 

先生はバスケで国体に行ったり、関東1部のチームで練習していたりとすごい方です。ダンクの練習でゴールのボードを何枚か割ったという伝説もお話いただきました。

 

 

バスケ対策を受けていたのは僕を含めて3人、後の2人は女性でした。

 

レイアップは私はできたのですが女性は苦手だったようで、特にシュート前のステップのタイミングが分からなかったみたいです。

 

そこで先生が

 

「じゃあ、今から体育科学的にランニングシュート前の2歩を無理やり作るから」

 

といって2人を指導していました。

 

「え、そんなことできるん?」と思いながら彼女たちを横目に私も練習していたのですが、なんとたった20分ほどでできるように なっていたのです。

 

私も、利き手ではない左手でのランニングシュート前のステップが苦手だったので教えて頂いたのですが、できるようになりました。

 

私も体育の授業づくりの時に「どうやったらこれできるようになるかな、、、」とこどもの練習方法を考えて指導案を作ったこともあるのですが、まさか体育科学でそれが20分でできるようになるとは知りませんでした。

 

ってかそれ早く知りたかったなぁ、、、。

 

 

 

とも考えたのですが、学校の授業となればそれはまた別な気がしました。

 

確かに、バスケをする上でランニングシュートは基本ですし、教員採用試験でもランニングシュートはできないといけません。

 

ただ、学校の体育でランニングシュートができるようになることは1番の目的でしょうか?

 

教育基本法では、教育の目的は「人格の完成」と明記されています。

 

ランニングシュートができるようになることが、人格の完成と結びつくでしょうか?

 

私は、ランニングシュートができるようになることよりも、できるようになるまでの過程の方が大事だと思います。

 

課題が達成されるまでに自分はどれくらい努力したのか?どのように努力したのか?自分だけできればそれでよかったのか?

 

これらのことの方が確実に人格の完成には必要であると思います。

 

それを先生が「体育科学的に、、、」と言って教えるのは、子どもの人格の完成を阻害しているように思います。

 

そもそも、ランニングシュートが本当に必要であれば、バスケのクラブに入ればいいですよね?

 

でもそうではなく、それを教育でやることの意味を考えればランニングシュートができるようになることよりももっと大切なことはほかにあるはずです。

 

 

 

まぁ、この記事に書いてあることも先生に慣れないと何の意味もないので、まずは採用試験に合格します。