席替えをしています。
現在進行形なのも理由があって、とりあえずベースは乱数で完全にランダムでつくって、そのあとの席交代はいいよっ形にしています。
ただし、席を変更するときは、該当者が話し合った上で全員で報告にくること、というルールをもうけました。
学級経営に関しては、できるだけ平等であることが大切だと思っていて、今まで完全にランダムにしていたのですが、このクラスで最後の席替えということもあるし、なにより今の彼らならちゃんと話し合って決められるんじゃないかと思いました。
席を交代するときに大事なのが、自分のわがままだけを押し付けないこと。自分のわがままと相手の気持ちをちゃんと一致させること。つまり、「折り合い」をつけることです。
やってみると、まぁ席交換の申し込みが殺到することすること。ここで面白いなと思ったのが、席交換を申し込みにくる組み合わせが、普段あまり関わりがなさそうな人の組み合わせばかりだということ。
あんまり関わりがなさそうな組み合わせでも、クラスの中の人間関係は分かっているということも改めて感じたし、その上でやっぱり彼らは相手の利益と自分の利益を一致させられることもわかったりました。
生徒に任せるっていうのはなかなか勇気がいることやし、任せるというのが「放任」にならないように任せることも丁寧にしていく必要がありますが、やったらやったでやっぱりうまいことやってくれるんやなと思うことができる取り組みでした。
大事なのはこの後で、席交換の手続きに本当に問題がなかったかとか、自分らの好きな席にしたことで授業がうるさくならないかとか、この辺りは継続して見ていこうかなと思います。