明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

学校はどんな場所であるべきか?

兵庫『学び合い』の会に参加しました。

 

 

『学び合い』実践者で同じ自治体で働いている参加者の方もいました!

 

 

近くにそういう方がいるって分かっただけでも勇気もらえるなぁ、、、

 

 

いやぁ、ありがたい。

 

 

 

さて、今回の会で一番考えた事は、学校ってどんな場所であるべきなんかなぁって。

 

 

僕は、勤務校の生徒にいつも言っていたのは

 

・まずは学校を楽しもう!

・全員にとって居心地のいいクラスを作ってね

 

という2つです。

 

 

彼らが学校に来ている目的はそれぞれ違うし

 

もちろん、一人ひとり違ってくる。

 

 

だから、検定が必要になってくる人もいれば、評定が必要になってくる人もいれば、とりあえず高校を卒業できればいい人もいる。

 

 

まぁいろんな人がいますよね、、、。

 

 

そんな中でも、彼らは将来どんな社会に飛び込むにしても、人とうまい事やる力ってのは必ず必要で

 

全員が集団の中でどのようにすれば自分にとって居心地のいい空間になるのかっていうのもわかっておく必要はあると思います。

 

 

また、現状の日本ではどんな人でもまずは高校を卒業することは必要で、そのためにはまずは学校に来る必要があると思います。

 

 

通信制の学校であれば話はまた変わってくると思うのですが、全日制の学校となると学校を休んでしまうとその分の授業の内容はまるまる飛ぶわけであって、それが積み重なると単位を取得するのも危うくなるわけです。

 

 

だからこそ、まずは学校に来ることが必要だと思います。

 

 

もちろん、単位を取らないとあかんからとか、将来のために学校にいかないと、、、なんて考える生徒もなかなかいないです。

 

 

理由は何でもいいんです。

 

 

友だちに会いに来るとかでもいいんです。

 

 

そのためには、学校と言う場所が自分にとって苦痛な場所にしてはいけない。

 

 

だから、僕は彼らに「全員にとって居心地のいい空間にしてな」という声がけをしていました。

 

 

「全員」とはクラスメイト全員の事であって、もちろんその中には自分も含まれています。

 

 

学校生活を送っていればもちろんいろんな事がありますが、3年間通い続けないといけない。

 

 

そんな中で、どのようにすれば全員にとって居心地のいい空間を作ることができるのかを試行錯誤しながら学校生活を過ごせば、人とうまい事やる能力ってのもちょっとずつついてくるんじゃないかなと思います。

 

 

教員として僕は、そんな環境を作る手助けを、これからもして行けたらなぁと思っています。