先週はゴールデンウィーク明けで久しぶりの5連勤。
僕だけでなく、生徒もだいぶ疲れている様子でした。
そんな中でも、クラスの生徒の出席率は意外と下がりませんでした。
新しいクラスになってから1ヶ月。
クラスの生徒からはよくも悪くもいろんな話を聞きます。
「友達が増えて楽しい」
「仲が良かった子と同じクラスで楽しい」
「仲が良かった子とクラスが離れて辛い」
「1年生の時のクラスの方が楽しかった」
そんな中でも彼らは生き残っていかないといけない。
社会に出たら、仲のいい子とはもちろん離れ離れになるし、人間関係も1から作り直し。
なんなら今の環境とは違って年齢が違う同僚が当たり前です。
そんな中でも彼らは人間関係を築いていかないといけない。
クラスでの人間関係作りは、まさにその部分の練習ともいえると思います。
僕は、クラスで人間関係をうまく構築していくキーワードとして
「全員にとって居心地のいい教室」
というのをあげています。
もちろん、40人も人間がいれば、合う人、合わない人がいるのは当たり前ですが
相手が合わない人間だからってそこでギスギスしてしまえばクラスの雰囲気は悪くなってしまうし
逆にそんな人にも気を遣える人が増えればどんどん過ごしやすいクラスになっていくし
そんな人は「いい奴」というレッテルが貼られて、そのクラスの中で過ごしやすくなります。
「全員が居心地がいい」という"全員"にはもちろん自分も含まれていて
周りの人に気が使えるかどうか、更に自分自身がその環境で居心地がよくなるように努力できるかがカギになってきます。
僕が彼らにしてあげられることはそれを伝える事で、結局それを実行するかどうかは彼ら次第。
彼らならできると信じて僕は彼らに語り続けます。