明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

ワクワクする方に見切り発車することで自分の人生の価値が何倍にもなる

堀江貴文さんの『多動力』を読みました。

 

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多動力 (NewsPicks Book) 堀江 貴文 https://www.amazon.co.jp/dp/4344031156/ref=cm_sw_r_tw_dp_6N7J15RXYBP5CQVTK8Z0

 

この書籍で印象に残っている事は

 

・動き続けるために、人の目など気にしていない

・堀江さんはとにかくワクワクする方に動き続けている。

 

という事です。

 

 

人間が行動を躊躇する一番大きな理由として、堀江さんは「人の目を気にしているから」だと言います。

 

確かに、僕自身もそんな経験があります。

 

会議のここで発言をすれば、先生方にどう思われるだろうか。練習をサボればみんなにどうみられるだろうか。電車の真ん中で座れば他の人にどう見られるだろうか。

 

確かに、僕たちの行動を制限している事の多くは「他人からどう見られているか」という要素が大きいようです。

 

ただ、そんなことを気にしていたら何もできないし、意外と他人は自分に興味が無いそうです。3日前の自分の夕食も覚えていないのに、それが他人のこととなるとなおさらでしょう。

 

だから「他人の目を気にせずにとにかく動け!」という事なのでしょう。

 

 

これができるようになれば、「自分がワクワクするような事をやり続ける」んです。

 

逆に言えば、それ以外の仕事は捨ててしまった方がいいし、会ってワクワクしない人とのつながりは切ってしまう方がいいとも書いていました。時間は有限です。

 

にもかかわらず、自分がワクワクしない事に時間なんて使ってられない。「ブラックバイト追放」と運動を起こしている人もいますが、そんな事に時間をかけるのではなくて、仕事なんてありふれているんだからブラックなバイトなんてやめてしまって、ワクワクするバイトをすればいいんだそうです。

 

 

自分がワクワクする方になら見切り発進でも構わない。とにかく自分が動くことで物事も動いていく。自分ができない事は周りを巻き込めばいい。

 

そうやって多動に動くことによって自分の人生や、自分という人間の価値がどんどん上がっていくそうです。

 

 

この、「とにかくやれ」というのは、西川先生もよく仰ってました。僕が研究のことで西川先生に相談するとよく言われたのが「とにかくやれ」。きっと、「やらないで考えている時間が無駄だから」という言葉が隠れているんですね。

 

 

 

 

とはいっても、堀江さんのやり方はきっと堀江さんが言う「多動力」を極限まで極めている方法であって、ここにも塩梅が必要だと思います。

 

他人を気にしないといっても、会議で自分の考えを何も考えずとにかく発言していれば職員室にいづらくなるだろうから建前もひつようだし、電車の真ん中で座っていれば迷惑です。

 

先日教員採用試験に行ったのですが、筆記試験とはいえ半そで、短パンで試験会場に来ている受験生がいました。虫取りにでもいくのかな?と突っ込みたくなる格好で、人は意外と他人を気にしていないとは言いつつそんな強烈なのは記憶に残ります。

 

まぁ記憶に残るといった意味ではいい事なのかもしれませんが、それは迷惑系Youtuberがやる事でそんな印象の残り方はむしろマイナスですよね。

 

 

 

堀江さんに強烈な憧れがある方はこれを生き方のメソッドにすればいいと思うのですが、生きていくうえで人間関係も非常に重要なものだと思いますので、参考になりそうなところをかいつまんで実践していくぐらいがちょうどいいのかなと思います。

 

 

「ワクワクする事を」という事は、大学院の時のゼミ生もよく言っていたのですが、毎日がワクワクするような人生はとても素敵だと思いますので、この辺りから自分の生き方を見直して実践していこうかなと思います。