「学び続ける教師」が現場では求められています。
教員採用試験でもよくターゲットにされているワードだと思います。
この「学ぶ」という所にフォーカスして記事を書いていこうと思います。
さて、世の中には多くの自己啓発本やビジネス書があったり、それを基にした動画があったり、中には勉強会やお金を払ってオンラインサロンと呼ばれるものに参加している方もいると思います。
僕もいままでたくさん本を読んできたり、いろんな勉強会に参加したりしてきました。
ここで陥りやすい罠として、「何か活動しただけで自分がレベルアップしているような気になる」というものがあります。
確かに、心に響く本や勉強会はたくさんあります。
その情報が自分の中に入ってくると「おぉ、すごい!自分も頑張ろう!!!」という気になります。
ただ、そこで終わってしまう人もいるそうです。
そういった人は、勉強している自分に酔っているだけでなんの成長もしていません。
つまり、自己満足です。
知識を持っているだけで使わないのなら、その知識は持っていないのと一緒です。
また、その時だけ覚えていても、人間はすぐにその知識は忘れてしまいます。
分かった気になっていてもいざ実践しようとするとできないというパターンもあります。
自分の中で完全に消化できていないんですね。
それを防ぐためにもぜひ「アウトプット前提でインプットする」ことをおススメします。
方法はなんでもいいです。
僕のようにブログに書いてみるのもいいと思いますし、誰かに話すだけでもいいと思います。
文字にしたり、誰かに説明したりしようとすると、なかなか言語化できない事があります。
その場合、自分の中でまだ完全に理解できていません。
アウトプットをすることで、インプットした知識が自分のものになっているのかを確かめる術になります。
また、言語化したり誰かに説明しようとすると、相手に伝えやすいようにと自分の中で分かりやすい表現に変換することができます。
つまり、自分なりに知識をかみ砕いて整理して、実践できる形にすることができます。
知識は、他人が言っている事の受け売りだけでは実践することができません。
何とか自分が使える形にしてから実践する必要があります。
そのためにはまずは言語化、つまりアウトプットをすることが一番いいように思います。
自分がやっている活動に対して自己満足するのではなく、ぜひアウトプット前提で活動してみてください。