池上彰さんと箕輪厚介さんの文章の違い

読みやすい本と読みにくい本の違いってなんでしょうか?僕がまずパッと思いつくのは、語尾が"ですます調"か"である調"かという違いが大きいなと思います。

 

最近、箕輪厚介さんの『死ぬこと以外かすり傷』と、池上彰さんの『伝える力』を読みました。『伝える力』はまだ読んでいる途中なのですが、伝える事をタイトルにしてあるだけに、とても読みやすい本です。

 

報道などで鍛えられた池上さんの文章力や、伝える事のテクニックももちろんあると思いますが、何より丁寧な言葉遣いで文章が書かれてあります。

 

どのように書けば相手に伝わりやすいのか、そう考えながら文章を書いている結果、池上さんの文章は丁寧な言葉遣いになり、結果非常に読みやすいものになっているんだと思います。

 

 

箕輪さんの書籍は池上さんとは対照的で、「○○しろ」と命令口調で書いているところが多いです。ただ、それは箕輪さんの目的ができるだけ多くの人に読んでもらう事ではなく、「俺についてこれる奴だけついてこい」と言わんばかりに、伝わる人にだけ伝わればいいと思って書いているからだと思います。

 

何より、箕輪さんは書籍を出版で一番成長ししているのは読者ではなく自分だとおっしゃっているぐらいですので、「○○しろ」とはもしかしたら自分への言葉なのかもしれませんね。

 

 

 

両方とも学ぶものが多く、読んでよかったと思える書籍なんですが、あまりにも書き方が対照的です。

 

誰に向けているのか、何が目的なのかによって、書き方もこうして工夫する事が必要なんだなと思いました。