今日、明日は1日オフです。オフなのにすでに早寝早起き習慣は身についているようで、昨夜は22時半就寝、今朝は6時半起床。早寝、早起きの8時間睡眠という非常に健康的な生活リズムを手に入れました。
さて、早起きすれば時間もできる。という事で、朝から本を読みました。
先日Facebookで「面接等の対策についての本を紹介してください」と投稿すると、大学院の同期が貸してくれたのでそれを読んでいました。
この本は基本的なビジネスマナーの大切さや、テクニック的なこともいくつか書いてありましたが、著者の坪田まり子先生が何度も何度も強調していたのが
"何を言うかよりも、どう見えるか、どう聞こえるか"
という事でした。
面接は第一印象でほとんど決まるといったこともよく聞きますが、本当にその通りのようで、内容よりも印象やイメージが大切だと坪田先生は強調します。
初めて会った人が積極的に話しかけてくれて「あ、こいついい奴そうやな」と思っていたものの、関わってみると段々と相手の嫌なことが見えてきて、いつしか苦手になっていたことってありませんでした?しかし、その「嫌なことが見えてくる」までは、関わってみて1週間、1か月を要するはずです
一方面接では15分や30分しか時間がありません。つまり、面接では嫌なことが見えてくる期間が無いため、「あ、こいついい奴そうやな」がすべてだという事です。
では、どうすれば「あ、こいついい奴そうやな」と思ってもらえるのでしょうか?
テクニック的には以下のことが書いてありました。
・自然な笑顔でいること
・大きな声ではっきりと話をすること
・身だしなみをちゃんとして、清潔にしておくこと
・ビジネスマナーを守る事
などなど、、、
しかし、これらを実践するために必要な事が1つあります。それは
"面接をしていただけることに感謝をすること"
です。
相手に敬意を払う事ができれば自然と言葉遣いが丁寧になりますし、失礼のない容姿で面接に向かおうとするはずです。相手に気を遣う事ができていれば、相手が聞き取りやすい大きくはっきりとした言葉遣いができるはずです。そして、その会社に入りたいと心から思う事で、内容だけでなく表情や身振り、手振りから心にある熱い思いは相手に伝えることができるはずです。
そういった意味で坪田先生は"何を言うかよりも、どう見えるか、どう聞こえるか"といった言葉を何回も何回も強調されたのだと思います。
僕自身、教員採用試験でこのような気持ちがなかった訳ではありませんが、この本を読んでみて相手への敬意がいかに大事かという事を学ぶことができました。
自分自身で意味を理解することができれば、自然と実践することもできるようになるはず。
もちろん、内容も手を抜いてはいけないことは言うまでもありませんので、しっかりとした準備をして、審査をしていただけることに感謝をしながら採用試験に臨みたいと思います。