査読を通過した信頼性の高い論文のことです。査読制度を設けていない雑誌の論文よりも、査読付き論文の方が客観的な評価は高くなります。また、研究者の実績は査読付き論文の発表数で判断されることが多く、学位審査などにも影響します。
引用:査読付き論文とは?探し方や見分け方についても紹介 | SOUBUN.COM
さて、僕たち大学院生は基本的に研究をして、その研究を論文にまとめ、できが良ければ査読を通すことに挑戦します。
最近、この査読ってなんなんだろうか?と考える事があります。
査読は、各学会に査読委員会と言うものがあって、そこの人たちに認めてもらう事ができればもらうことが出来ます。
でも、本来研究ってその委員会の人に認めてもらう事よりも大事な事って、世の中の人にその結果を伝えて、影響を与えることだと思うんです。
西川先生がよく
「研究のための研究をするな」
とおっしゃります。
最初はその意味がよく理解できませんでしたし、「気になったから調べるのが研究じゃないの?」とも思っていました。
確かにそうなんです。研究は気になったからやるものなんです。
少なくとも僕はそう思っています。
でも、そうじゃなくて。
西川研究室が活動する目標は、研究をすることでもないし、査読付きの論文をもらう事でもなくて
日本を変える
という事なんです。
そのツールとして研究がある。
ということは、その研究は世の中の人に影響を与えるものでなくてはいけない。
だから、西川研究室では「気になったから」という理由だけで研究することは不十分なんです。
まぁ、それでも査読を通すに越したことはありませんし、色々あって僕も査読を通そうとは思ってるんですけどね。