明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

この最高の食材を感動できるような料理に

先日、研究チームで西川先生に質問をしました。

 

すると、こんな事を言われました。

 

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西川先生が僕らゼミ生によく言う言葉の一つとしてこんな言葉があります。

 

 

 

「研究のための研究をするな」

 

 

 

 

この意味を解読するのには相当な時間がかかります。

 

研究のための研究ってなんやろか???

 

研究は研究なんやから、、、

 

 

 

そう思っていましたが、西川先生のお話を聞いて、

 

「あ、そういう事か」

 

と少し理解することが出来た気がします、

 

 

 

西川研究室は、基本的に研究をしに来ている人はいません。

 

もちろん、教授を目指している人もいません。

 

もし、教授を目指していて論文を書く必要があるのならば、きっと西川先生はそれなりの研究指導をしてくださいます。

 

 

 

でも、僕らはそうではない。

 

僕らの目標はあくまでも日本を変える事。

 

 

 

僕らがただの好奇心で研究をしたって、それは日本を変える活動とはつながらない。

 

細かく、細かく分析してその結果を現場の先生方に伝えてもきっと響かない。

 

今回の僕らの研究で言えば

 

「体育の授業で話し合い活動によってルール変更をしたことで児童の政治的有効性感覚が上がったことが、、、、、、、、、、、、、、、」

 

と長々話されても

 

「は、はぁ、、、」

 

とか

 

「ふ、ふーん、、、」

 

とか言うしかありません。

 

 

 

 

そうじゃなくて、僕らは現場の先生の心を動かさないといけない。

 

そのために必要なのは

 

「子どもたちにこんな姿が見られたんですよ!!!」

 

という実際にどんな風に変わったかが一言で言い表せるような結果と考察だと思うんです。

 

 

 

研究チームの仲間の実践の話を西川先生が聞いたとき、涙されたそうです。

 

それだけ素晴らしい実践だったという事だし、彼らは結果を出した。

 

 

 

 

僕は実際に実践をしたわけではありませんが、研究チームの一員として、この最高の食材を口にしていただける方々が感動できるような料理をしなければ。