明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

1年生だけの練習

今日の部活は2年生がおらず、1年生だけでした。
 
 
いつもはメニューを2年生が決めて、2年生主導でうごいているのですが
 
今日は1年生が決めるしかありません。
 
 
ちなみに僕は一切干渉しません。

 
ってかそもそもできません。
 
 
だってメニューが分からないから、、、。
 
 
 
初の1年生主導の練習は、どこかぎこちなさがありつつも
 
のびのびした様子で練習していました。
 
 
しかし、練習が得意な生徒が練習を決め、
 
なんなら彼女主体の練習になっていました。
 
 
ほかの部員はそれについていくだけ。
 
 
それはあまりよくありませんよね、、、。
 

 
僕は、部員全員で部活をつくって欲しい。
 
 
そのような願いがありますので、
 
明日以降、もっとみんなでメニューを作っていけるといいねと彼女たちに話をしました。
 
 
明日も1年生だけの練習。
 
 
この期間に1年生がどのくらい成長するのか、楽しみです。

あと1週間の追い込み

教員採用試験まであと1週間。
 
 
5度目の挑戦です。
 
 
いやぁ、本当にそろそろ受かりたい。
 
 
毎年東京アカデミーの保健体育の問題集をやるのですが
 
今年は全国の教員採用試験の過去問を問いていくという勉強法をしています。
 
 
講師だろうと教諭だろうとやる仕事は変わりませんが
 
給料の上がり幅や福利厚生などやはり正規の方が待遇がいいです。
 
採用試験を受けなくていいという安心感もありますし、採用試験のためにつかっていた時間を他の勉強の時間に使うことができます。
 
 
 
なんせ今年で受かりたい。
 
 
あと1週間、追い込みます。

時代の変化では片付けられない部分の指導

部活動で生徒の話を聞いていると、朝の集合の時間を過ぎているにもかかわらず
 
「先生、パン食べていいですか?」
 
ということを聞いてくる生徒がいます。
 
 
まぁ100歩譲って休憩時間に食べるのならいいものの
 
「集合時間までに食べとけよな、、、」
 
 
と僕は心の中で思ってしまいます。
 
 
そんな中、
 
「ゼリーやったらいいんちゃう?」
 
と別の方向から声が聞こえてきます。
 
 
いや、パンやからとかゼリーやからとかそういう話ではなくて、、、
 
 
 
これも時代なんかなぁと思いつつ、
 
それを認められない自分がいるのも事実です。
 
 
そもそも普通ってなんなんやろうかって最近は考えるようになりました。
 
 
お菓子をつまみながら仕事をすることなんて社会ではありえることやし
 
だからといって授業中にパンを食べたりはしない。
 
 
学校の普通というところは疑うところではあると思うのですが
 
それにしてもずれてるなぁと思うところはたくさんあるのてで
 
上級生とも相談させてもらいながら部活動をいい方向に向かわせれたらなぁとおもいます。

最高のサプライズ

保護者懇談週間が終わりました。
 
 
いやぁ、長かった。
 

40人の保護者を相手に1週間喋り続けるのはさすがに疲れますね。
 
 
お疲れオレ。
 
 
こんな日は酒を浴びるように飲みたいと思っていたものの、やはり職場の先生方は誘いづらく
 
結局1人で晩御飯を食べることに。
 
 
いつも通りの夜を過ごすのかと思いきや、
 
大学時代の友人からLINEが。
 
 
電話をかけると
 
「結婚式するんやけど、招待状送りたいから住所教えて!」と。
 
 
今日の最後に本当に嬉しいサプライズが待っていました。
 
 
いやぁ、本当に結婚おめでとう。
 
 
結婚式、楽しみにしてます。

正直に語ることの大切さ

僕は、学校は楽しくあるのが一番だと思います。
 
 
それが、「明日も学校に行きたい」と思えるためには一番の要因になると思いますし
 
授業も、部活も全部楽しいに越したことはありません。
 
 
数学の授業でも、「まずはみんなで楽しく授業を受けてもらえばなと思います」と彼らには語っています。
 
 
毎回課題を出して、終わった人から黒板に名前を書くといった方法でやっているのですが
 
先日の授業では、その名前を書く時にふざける生徒が出てきました。
 
 
なんて名前を書こうかとか、ちょっと絵を書いてみようとか。
 
 
たしかに、楽しいことは大切なのですが、ふざけるとなってくると話はまた別です。
 
 
そこで感じたことを、その授業の終わりに彼らに語りました。
 
 
楽しいとふざけるは違う。
 
楽しくやるのが一番やけど、与えられた課題は確実に時間内に終わらせないといけない
 
逆に一生懸命やっていても結果がでなければそれも良くない
 
全員で課題の達成に向かい、その中で楽しく活動してください
 
 
そんなことを語りました。
 
 
すると、次の授業ではふざける人は激減しました。
 
 
僕の語りが次の授業まで残っていたのかは分かりませんが
 
少なくとも前回の授業はあまりよくなかったなと分かっている生徒もいたのだと思います。
 
 
そうやって気付いた生徒が改めて活動することで、回りの生徒も感化され、
 
自然と集団ごといい活動ができるようになった。
 
 
感じたことを正直に語ることの大切さ
 
ちゃんと語れば聞いてくれる生徒がいること
 
その生徒が回りにちゃんと広げてくれること
 
 
それを学んだ授業でした。

多くの保護者の望みとは

保護者会3日目、半分以上が終わりました。
 
 
3日目ともなると慣れてくるものですね。
 
 
さて、ここまでやってみて感じるのは、多くの保護者は「子どもが学校に満足していること」を望んでいるのだということです。
 
 
幸いにも、僕のクラスの生徒は「学校が楽しくて仕方ない!」という子が多いみたいで
 
「家に帰ってきても学校の話をよくしてくれるんです」
「ただいま!の声が中学校の時より大きくなっていて、学校でのびのび過ごせているんだなと感じています」
 
という声をいただいております。
 
 
僕がいつもクラスで言っているのが
 
「まずは学校を楽しんでください」

ということ。

 
学校は、勉強したり、資格を取ったり、社会で必要なスキルを身に付けたりするところではあると思うのですが

そのためにもまずは学校に来る、というところが必要だと思います。
 
 
その学校に来るための一番大きな理由が「学校が楽しい」になればいいなと僕は考えています。
 
 
そして、楽しいと思える一番の要因は、友達にあると思います。
 
 
話を聞いていると、帰ってからもオンラインのゲームを友達とやって過ごすなど、
 
学校の友人関係が良好であるエピソードをたくさんいただいています。
 
 
そうやって高校で繋がった友達と
 
将来飲みに行ったり旅行に行ったりするような関係になれるといいな
 
と担任としては心から思っています。

きっと担任としてできるのはこれぐらい

保護者懇談2日目。
 
 
あと3日残っていますが、もうすでにいろんな家庭があるなと感じています。
 
 
進学希望の家庭、就職希望の家庭、なにも決まっていない家庭
 
子ども任せの家庭、保護者と子どもが噛み合っていない家庭、懇談の時にケンカをする家庭など。
 
 
ほんっとうに家庭の数だけいろんの家庭があります。
 
 
そんな家庭1つ1つと話をして、
 
そして全員の進路指導や生活指導をする。
 
 
それってやっぱり難しいなぁと感じています。
 
 
中学校みたいにほぼ全員が地元の高校に進学希望とかならまだしも
 
高校では進学、就職と無限に進路があります。
 
 
それを一つ一つ僕がサポートすることなんてできっこありません。
 
 
彼らが自分で情報をとりに聞くか
 
進路指導室を頼るか
 
どちらかをしてもらわないと僕らにはできたもんではありません。
 
 
僕らの仕事といえば、クラス運営や授業をすること
 
そしてそこで生徒集団を見とり、評価し
 
望ましいとされる集団に近づけていくこと
 
その中で、社会人として必要なスキルを身に付けてもらえるように指導すること。

 
 
きっとできるのはそれぐらい。