明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

何かを習慣化する最大のコツは習慣化するまで続ける事

教員になってから早起きをしなければいけません。とはいっても、大学院時代に比べたらという話で、社会人の方はみんな同じぐらいに起きてるんじゃないかなと思います。

 

早起きしなければいけない理由としては、もちろん仕事があるという理由もあるんですが、もう一つ大きな理由があります。それは、"教員採用試験の勉強をしなければいけない"という事。

 

別に仕事を終えて、部屋に帰って来てからでもいいとは思うんですが、やはり夜に勉強するよりも朝の方が効率がいい(気がする)。

 

成功しているビジネスマンは朝型の人が多いとか、人間は朝は集中力が増し、昼以降はクリエイティブさが増すとかそういった事も言われていますが、そういった理由で朝勉強している訳ではないんです。

 

僕が最も大切にしている事は、"習慣化"する事。

 

「ちょっと勉強する気になったから勉強しよう」

「今はちょっと疲れてるからやめとこうかな、、、」

 

そういった不定期的な勉強法は効率が悪い気がしますし、僕の性格にも合っていません。

 

1日をできるだけルーティン化した方が自分にとって「あれをしよう」と考えなくて済むので楽ですし、サボりを防ぐこともできます。

 

サボりを防ぐって言うとなんか表現が違うな。習慣化した事って、イベント的にやる事よりもエネルギーを使わずに済むんです。「よっしゃ、いっちょやったりますかー」って気合を入れる必要が無いんで。

 

でも、何かを習慣化するのに苦手意識を持っている方も多いと思います。そもそも習慣化する事って実際に難しい事で、「私、飽きっぽい性格なんです」って言っている人って日本人の半分ぐらいを占めているんじゃないかと思うぐらいよく聞きます。

 

何かを習慣化する事って、そもそも習慣化するまでの最初は相当なエネルギーが必要です。「私飽きっぽいんだよねー」の人は、「三日坊主」という言葉があるように何かが習慣化される前に辞めてしまっているんではないでしょうか?

 

僕も、早起き~出勤までを完全にルーティン化することができていますが、最初はやはり辛かったです。

 

ちなみに僕のルーティンは

 

前の日22:00までには寝る→5:30に起床→給湯器のスイッチを入れる→プロテインを飲む→顔洗ったり髭を剃ったりする→中山きんに君の動画を見ながら筋トレをする→着替える→勉強をする→7:00に歯磨きをする→出勤

 

って感じです。前の日の寝る時間から決めるのがキモです。どうせ朝早起きするなら筋トレもセットでやろうと思ってやっています。日によって上下ありますが、4月から最高で7キロぐらい痩せてました。朝筋トレおススメです。

 

 

まぁ僕の話は置いておいて。

 

何かを習慣化したり続けたりすることの最大のコツって、何かを習慣化するまで続ける事だと思います。テクニック的な事で言うと、吉井雅之さんの『習慣が10割』を読むべきだと思いますが、時間を固定するというのは僕には結構しっくり来ています。

 

その上で、朝やっているというのは、朝ってほとんど何にも、誰にも邪魔される事のない唯一の時間だと思うんです。

 

朝起きて、カーテンを開けて、朝食を食べてってすればしまえば眠気も来ませんし、何より急に仕事が入ってきたり、知り合いから連絡がきたりすることもなく、何か予定が入る可能性も極めて低いです。だから朝が一番時間を固定しやすいんじゃないのかなと思います。

 

 

そんなこんなで記事を書いていると今日はちょっと長くなってしまいました。

 

皆さんも朝活で習慣化しませんか?

『学び合い』課題プリント集がwebで公開されています

西川研究室のホームページに、「『学び合い』課題プリント集」というページがあるのをご存じですか?僕も最近思い出しました。。。

 

nishikawa-lab.jimdofree.com

 

授業づくりの参考になるように『学び合い』の授業で使用することを想定したプリントを閲覧可能な状態にしています。

外部サイトである専用のグーグルドライブに移動します。

 

※『学び合い』にチャレンジする先生方の力になれるように、たくさんの実践者の方に授業で使用したプリントをアップロードしていただきたいです。

その際、特定の学校・生徒の情報が特定できうる形の投稿は編集をしていただきたいです。場合によっては私達の方でファイルを非公開の状態にすることもありますのでご了承ください。

 

といったサイトなのですが、知っている方が少ないという事もあってか、ほとんどアップロードはされていません。

 

これが広まれば、全国の『学び合い』実践者の方に非常に有効なツールになるのになぁと、あまり活用されていない事にもったいなさを感じています。

 

だから、まずは自分が使ってみようと作った課題プリントをアップロードしてみました。

 

drive.google.com

 

 

保健での『学び合い』の課題プリントです。採用している教科書によって、少し内容が変わってくる可能性はありますが、今年度用の保健ノートを参考に作っているので、新学習指導要領に対応していると思います。

 

もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、のぞいてみてください。

 

また、気が向いた方は僕のプリントを使ったり、自分が作ったプリントをアップロードしてみてください。

 

どんどん活用されるようになれば、きっと全国の『学び合い』実践者や、これから『学び合い』にチャレンジしてみようと思う方にとって有効なツールになるはずです。

 

いかがでしょうか?

礼儀は「やるものだから」ではなく、「やった方が得」

人が何か行動を起こすには、何かしら「腑に落ちる」という作業が必要だと思っています。

 

年上には敬語を使う、朝ご飯はちゃんと食べる、ボランティアに行く、募金をする、学校に行く、毎日ブログを更新するなどなど。

 

「それはやるものだ」とか「言われたからやる」というパターンも多いと思いますが、それではよくありませんよね。行動にはすべて意味があると思っています。

 

例えば敬語について。

敬語は「敬う言葉(語)」と書くように、使っているだけでとりあえずは相手を敬っている事になる魔法の言葉だと思っています。逆に言えば、使わないと相手は自分の事を下に見ている、またはなめていると感じてしまいます。

 

「年上には敬語を使うもの」と教えたりしますが、なんで敬語をつかうのか、の"なんで"の部分を欠落させてしまう教えてしまう事によって、子どもの「腑に落ちる」作業を飛ばしてしまっているのだと思います。

 

 

そして、この「なんで」の部分を子どもが納得するかどうかは別として、だいたいの事の「なんで」の部分は自分が"得"するような理由になっていると思います。特に礼儀という事に関しては。

 

敬語はさっき言った通りですし、挨拶という事に関しても、コミュニケーションの第一歩だと思います。

nbnl-takashi.hatenablog.com

 

学校の中で一人、座り方があまりよくなかったり、ご飯の食べ方があまりよくない子がいます。先生がその子に「ちゃんとすわりなよ?」とチクっと注意すると、逆にその子は「普通じゃないですか~?」なんてプチ犯行をするわけですね。

 

きっとその子にとっては、先生が注意した事が逆に「先生の注目を独り占めできた」という認識になっているのでしょう。というのは、アドラーの目的論に引っ張られすぎですか?

 

まぁその話は置いておいて、、、

 

今日、その子に「ちゃんと座った方が周りからかっこよく見られるし、逆に座り方悪いと、行儀の悪い子って思われる可能性あるし、ちゃんと座った方が得じゃない?」という話をすると「なるほどね!」と姿勢を直してくれました。

 

 

私もやってしまいがちですが、「これはやるものだから」という事で教育するんじゃなくて、「○○だからこれはやった方が得なんだよ」というような教育の仕方ができればなと思います。

 

子どもの“未来の”ためにできる事とは

教員採用試験の勉強をしているのですが、残念ながら僕はそんなずーーーーっと勉強し続けられるほど集中力が続く人間ではありません。人間の集中力の限界は〇分といろんなところで言われていますが、つまりそもそも人間の集中力なんて大したことないんだよって言う事ですよね。

 

だから、採用試験の勉強ももちろんしますが、気分転換とか休憩とかいう感じで本を読んでいます。

 

「何を読もうかな・・・」とぼーっと自分の部屋の本棚を見ていると、この本が目に飛び込んできました。

 

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人生100年時代を生き抜く子を育てる! 個別最適化の教育 西川 純 https://www.amazon.co.jp/dp/4313653880/ref=cm_sw_r_tw_dp_KKFVY2JM0861KXBVCV51

 

目に飛び込んできたとは言ったものの、なぜ今この本が気になったのかはよくわかっていません。でも、なんとなく教員になった今だからこそ読んどいた方がいいんだろうなという直感がありましたので、改めて読んでみました。

 

 

 

新任とはいえ、僕は現場で大きく2つのことを経営しています(しているつもりです)。

 

1つは体育科の授業。教育補助員の先生がいらっしゃるとはいえ、体育の教員は学校に僕しかいないので、もちろん体育主任です。体育の教育をつかさどっています。

 

2つ目は野球部。野球部は顧問が2人、外部コーチが1人と3人で運営しているのですが、僕が主顧問としてやらせていただいています。まぁ、こちらに関してはこれからどんどん部活動が外部に移行しているであろう(と信じている)という事なので、そうなった際に重要な人材となる外部コーチの方をできるだけ主にして運営しています。

 

とはいえ、その方が平日の部活動に来られるかと言われればそうではないので、「今週は○○な練習をしてください」という方針を受けて1週間の部活動を運営しています。

 

 

さて、この2つでどういった運営をしていこうかという所なんですが、やはり『学び合い』の考え方の下で運営しています(まぁ、『学び合い』という名前は出していませんが)。だって、それが一番子どもの今や将来にとって幸せになれるんやし、しかも自分もそこそこ楽できる。要するにwin-winなんですね。

 

「君たちにこういう能力をつけてほしい」

「将来こういう社会になるんだよ」

「先生が一斉にみんなに教える授業で、全員にできるようにさせるという自信は申し訳ないんですがないです。でも、みんなで協力したら全員出来るようになる可能性はあるよね?」

「練習も試合も自分たちで考えて行動した方が、絶対将来のためになるし、自分で考えてプレーできるチームの方が強いよね?」

 

そんな話をしながらできるだけ子どもたちに課題を解決してもらえるような授業をしています。

 

 

 

先ほど紹介した本は、なぜこんな事をするべきなのかというところが書いてあり、僕にとっては改めて自分がやっていることに自信を持つことができる本でした。

 

 

今と照らし合わせて一番気になっているのは、特別支援学級に通っている子の存在。

 

多くの時間は交流学級(通常学級)で暮らすのですが、主要3教科や生活単元の時間はやはり特別支援学級で受けることになります。僕が授業をしている数学の授業なんかはマンツーマンでの授業です。

 

確かに、こうすることによって子どもの特性や能力に合わせた授業をすることができるのですが、それよりも気になるのは、その時間はクラスの子どもと引き離されてしまっているという事です。

 

この本にも書かれていましたが、特別支援の就労者を受け入れている企業の方が必要としている能力は、「漢字が書ける事」でも「計算ができる事」でもなく「人とのコミュニケーションが取れる事」です。例え苦手な事があったとしても、「その人にできる仕事をやってもらうだけです」とおっしゃっているそうです。

 

でも、マンツーマンで授業をするというと、その真逆の事をしてしまっているなと感じてしまいます。

 

「合理的な配慮」という言葉が一般化されましたが、現在の子どもにとって合理的な配慮をすべきなのか、子どもの未来にとって合理的な教育をすべきなのか。その辺りを考えさせられました。

 

 

とはいえ、まだまだ新任1年目の新米教員。そういった事を職場で偉そうに言える立場でないことも重々承知しているので、今僕が子どもの“未来の”ためにできる事を精いっぱいやります。

今年もエントリーシートをいろんな人に見てもらっています。

GWの部活動が終了。明日からやっと休みです。とはいっても、明後日には次の大会の抽選会に赴かないとなんですが。

 

さて、教員採用試験の時期になりました。絶賛出願期間で、エントリーシートの内容も公開されましたので、必死に書いています。

 

結局エントリーシートの質問内容は去年と一緒なんですが、もちろん去年の自分と今年の自分は違う人間ですので、またゼロから書こうと思いました。

 

自分の長所って何やろう。志望動機ってなんやろう。それを相手に伝えるためにはどんな書き方したらいいやろう。相手はどんな人材を求めてるんやろう。

 

そんな事を考えながら書いています。

 

でも、やはり僕だけで考えて、僕が満足したものを書けたとしても、評価するのは僕ではないのです。だから、去年もやったのですが、とにかくいろんな人に見ていただいています。

 

すると、やっぱりいろんな角度から意見をいただくことができます。こう言った方が審査員からは好印象だよとか、もうちょっとこういった視点を入れてみたらいいかもよとか。

 

そうやって自分のエントリーシートを推敲しまくり、だいぶ完成度の高いものに仕上がってきていると思います。

 

本当に感謝です、、、。

 

感謝を示すために必要なのはやはり結果。絶対合格する。

最近のニュースは無駄な情報が多すぎる

日本の時事問題等について情報を集めておこうと思い、朝はニュース番組を見るようにしていたのですが、どうもいらない情報が多い。もちろん、ニュース番組というぐらいだから報道についても放送されているのですがその分量は少なく、多くの時間が「エンタメ」とか「今流行り○○」とかそういったものについてのコーナーです。

 

若い世代の視聴率を上げようってことなんかな?多くの人にひっかかるコンテンツを取り上げようってことかな?

 

確かに流行りについて敏感になる事も必要になるかもしれませんが、僕はそんな流行りのことなんかよりも自分の趣味について深く知れればそれでいいです。昨日のプロ野球はどこが勝ったとか、新人の〇〇がホームランを打ったとか、あのロックバンドが新しい曲を出したとか。

 

でも、自分のマニアックな趣味の情報になればなるほど、もちろん朝のニュースで放送される可能性は低くなります。だってマニアックなんだから。

 

まぁ趣味の話は置いておいて、そんな事よりももっと世の中の情勢がどうなっているかとかそういった話をニュースで見たいのに、なかなか最近のニュース番組では流してくれません。

 

そんな朝のニュースを見限り、僕はYoutbeというツールに頼ることにしました。最近よく見ているのは、ANNのニュースチャンネルのライブ動画です。

 

youtu.be

 

この動画は無駄な情報がほとんどなく、世の中の話題を取り上げて解説してくれるまさに"ニュース"チャンネルです。欲しい情報だけを取り上げてくれるため、いらない情報に無駄な時間や自分の脳の容量をを割く必要がありません。

 

こうして自分のニーズに応じて求めているものをネットでは簡単に見つけることができる時代になりました。全員が同じ時間に同じものを見る地上波にもいいところはあると思いますが、脱工業化社会の今の時代に合っているのは圧倒的にネットコンテンツだろうなと思います。

 

家電の3種の神器と呼ばれていた「白黒テレビは」、3Cと呼ばれる一つである「カラーテレビ」に代わり、現代では「4K/8Kテレビ」が多くの家庭で普及するようになりました。

 

でも、もはやテレビという概念時代が揺らいでいる時代になったんですね。

 

 

※ANNのニュースチャンネル以外にもっといいチャンネルがあるよというのを知ってるからはぜひ教えていただきたいです!!

 

知識は使わないと身に着けていないのと一緒

「今日は○○なんてことがあって・・・」と偉そうに毎日ブログに書いているわけですが、まだ僕は教員採用試験に受かっていません。だから、先生とはいっても”教諭”ではなく”講師”なんです。

 

先日初任給が入りましたが、「正規職員やったら級が1つ上やからもうちょっと給料よかったんやろうな、、、」と初任給をもらっておいてなんと偉そうな感想。とはいえやはり悔しい。絶対次受かろう。

 

という事で、教員採用試験の勉強に日々取り組んでいる所です。

 

僕が受けようと思っている神戸市は、専門教養の配点がめっぽう高いので、体育の専門教養を重点的にやっています。

 

去年まではただ覚えるだけだたのですが、今年は勉強している事を実践しています。

 

理論と実践がつながる事で、知識が自分のものになっている感覚があります、

 

大学院の実践でも、「理論と実践の往還」という授業を受けていたのですが、知識を学ぶだけではその知識は身に着けていないのと一緒ですし、理論なしで実践し続けることも生産的ではありません。

 

やはり、身に着けた知識は実践することで自分の力になります。

 

今、体つくり運動の単元をやっているのですが、まさに体つくり運動の所を勉強すると「あぁ、そういうことだったのか」ということが結構あります。

 

知識は使わないと身に着けていないのと一緒。

 

理論と実践をしっかりと往還して、身につけた知識は自分のものにしていこう。