生徒を信じた上で指導するということは、僕の生徒指導の根底にあるものなんですが
それだけではやっぱりなかなか難しいなということを今年度感じました。
髪の毛が茶色だったり、ピアスをしてきていたり、うちの学校の校則ではそれが認められていませんので、「ちゃんと直してこいよ」という指導が必要です。
いや、指導が必要というよりは、彼らが直してきたらそれでいいので、指導というよりは直させる必要があると言い換えるべきでしょうか。
最初は、「ちゃんと直せよ、信じてるからな」という形で声掛けをしてきましたが、やっぱりそれだけじゃなかなか直してこなくて
時にはドライに声をかけていく必要もあるのかなと思います。
その代わり、ちゃんとやってきたときはとびきりの「直してきたんや!ありがとう!」という感謝の言葉を彼らにかけてあげるし
信じるだけではなかなかうまく行かない、という話をここまでしてますが、やっぱりその根底では彼らを信じてあげた上での指導をしていかないと
その代償にだんだんと自分の言葉が生徒に届かなくなっていってしまいます。
厳しい言葉を掛けたり、ドライに対応したりすることも必要だと今年度感じましたが、かれらとの信頼関係を維持していくためにも根底ではちゃんと信じるという所を忘れずに教育していきます。