人を動かすために大切なことは
「相手に自己重要感を持たせること」
とか
「相手の自尊心を満たすこと」
といった記述がいろんな書籍に書いてあります。
しかし、生徒の明らかに間違った行動を正す必要がある教員という仕事は、生徒をずっと受け入れる訳にもいかず
時には生徒を指摘しなければいけないことだってでてきます。
この、指摘する方法ってのを考えていかないとなと思います。
語る、叱る、気付かせる、方法としてはたくさんあると思います。
ただ、人を動かすための原理の「相手を受け入れる」というところに着目すると
その反対である「否定する」というのはやってはいけないことなんだろうなぁと。
僕がやっている方法はというと、
「もっとこうした方が君にとっても特やと思うねんけどう?」
という、“提案”という方法です。
ただ、この方法じゃちょっと弱いよなぁと感じることも多く
相手を否定せず、かつ相手の行動を変えさせるような声かけの方法を模索しています。
アドラー心理学などでは、「相手の行動を変えることはできない」ということも言われていますが
自分の言葉に引っ掛かってくれる子も中にはいることを信じて
これからも声をかけ続けていこうかなと思います。