明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

衰退していた王子動物園

昨日、王子動物園に行きました。

 

 

王子動物園は神戸にある動物園なのですが、僕が最後に行ったのは小学生のとき。

 

 

名物のパンダがいなくなったのは知っていましたが、どんな様子なのだろうと楽しみにしながらいきました。

 

 

しかし、老朽化は進んでいて、更に動物の数も大きく減っていました。

 

 

名物のパンダはもちろん、亡くなったり手術してたりでゴリラも、レッサーパンダもヒョウも檻の中にはいませんでした。

 

 

最近は、港の方に「神戸どうぶつ王国」ができたり、「atoa」という現代的な水族館ができたりと、新しい施設ができた関係で

 

お客さんの数も少なかったです。

 

 

どうぶつ王国やatoaの方が涼しいから熱中症対策にもなるし、動物や魚の数も多く、展示のされ方も目をひくものも多かったし

 

そっちにお客さんが流れるのは必至ですよね。

 

 

王子動物園が勝っているところいえば、値段と、あとは日本では珍しいコアラが見れることぐらい。

 

 

暑いし歩くし動物は少ないしで、安いからといってわざわざ王子動物園に行く人の方がそりゃ少ないですよね。

 

 

ただ、僕が幼少の頃から王子動物園はあって、春になれば桜の天井が降りかかってくるような桜並木があって

 

僕にとっては王子動物園は大切な場所です。

 

 

なんとか残って欲しいという気持ちもあります。

 

 

須磨の水族館も、最近では大規模な改修をして復活を図っています。

 

 

他と比べるのではなく、王子動物園ならではの何かを見いだして

 

あの人が賑わっていた王子動物園に復活して欲しいと心から感じました。