日本では少子化が問題視されています。
なんで少子化が始まってしまったのでしょう?
僕の意見として、その背景には高学歴化があると思います。
一般的にも経済的にも、学生結婚とかってあんまりしませんよね。
結婚だけならまだしも、学生のうちに子どもを産んで育てるなんてような事はなかなかできません。
大学を卒業するのは22歳、大学院まで出ている人は24歳です。
つまり、大学や大学院までいっている人の多くは22歳、24歳まで子どもを産もうとしません。
また、子どもを産むのに年齢も関係してきます。
高齢出産は子どもにも影響が出てくる可能性が高まることも報告されていますが、それ以外にも体力も減少してしまいますし、流産のリスクも高まってしまいます。
そうなってくると、高学歴であればあるほど出産人数が減ることが予想されます。
もちろん、高学歴なのが悪いことではありませんし、結婚や出産にも色々な形があります。
ただ、「とりあえず働かなくてもいいから」で大学や短大に行っている人は、このようなリスクも背負っていることを理解するべきです。
出産にリスクを伴ってしまうだけでなく、経済的にもリスクが高いです。
学費も支払わないといけない、奨学金も借りている、本来働いている時間を学業に費やしている。
大学に進学するということは、実はこんなにもリスクを背負っています。
僕の親世代ぐらいまでは、大学はきっとエリートが行くような所だったと思うのですが、今は別にそんなこともありません。
学力的には誰でも入れるような大学、いわゆるボーダーフリーと呼ばれるような大学もあります。
なんの目的もなく、とりあえず大卒という肩書が欲しいから大学にいくという選択肢が、これらのリスクを上回るメリットだとは思いません。
少子化の話とは最後は少しそれてしまいましたが、進学は偏差値で決めたり、とりあえず行けるとことに行くのではなく、「将来何がしたいか」という所を逆算した上で目的をもって行うべきです。
そうでなければ、高学歴であることはむしろリスクになることも理解しておくべきです。