昨日の記事で、『人は話し方が9割』を紹介しました。この本は、「話し上手は聞き上手」と言うように、話す事が上手な人はできるだけ相手の話を聞き、話の軸を相手にもっていくことができるそうです。
さて、本日紹介する本はこちら。
この本は昨日紹介したものとは違い、いかに相手に伝えるかが書いてある本です。コミュニケーションというよりは、伝えるテクニックが書いてあります。
この本に書いてあるポイントは、「スッキリ・カンタン」です。
人は、情報が多すぎたり情報が難しすぎると、頭の中で情報が整理・処理できなくなってしまいます。そうなってしまうと話を聞いていても途中で引っかかってしまい、話の流れについていけなくなってしまいます。いわば、迷子の状態です。
皆さんも、誰かの話を聞いているときに、気付いたらぼーっとしてしまっていて話が進んでしまっているという事はありませんか?まさにその状態が迷子です。
相手をそうさせないためにも必要なのが、「スッキリ・カンタン」です。
具体的に言うと
・結論、根拠、例を簡潔に伝える
・頑張ったことを話しすぎない
・難しい言葉は簡単な言葉に言い換える
という事が必要です。
簡単な言葉とは、中学生でもわかるような言葉に変換することがベストです。
これらができるようになれば、話の内容がすっきり、分かりやすくなり、やがて伝えたいことを1分以内に伝えられるようになります。
僕もこうしてブログを書いていますが、長々書けばいいという事ではないという事は前から思っていたことですが、この本を読んで簡潔に書くことが大切である事を再認識しました。
プレゼンでのスライドづくりのテクニックなども書いてありますので、誰かに何かを伝えるということに悩んでいる方、レベルアップを図っている方はぜひ読んでみてください。