来年度の教員採用試験に向けて教職教養の勉強をしていると、ついに先日、来年度の採用試験について初めてホームページが更新されていました。内容は以下の通りです。
令和4年度採用(令和3年度実施)神戸市の教員採用選考における主な変更ポイント!
1.第1次選考免除制度の変更
旧
「翌年度の選考試験において、第1次選考に合格した選考試験と同一の試験区分・教科を受験する場合、希望により、第1次選考を免除する。」
↓↓↓
新
「翌年度から3年間の選考試験において、第1次選考に合格した選考試験と同一の試験区分・教科を受験する場合、希望により、第1次選考筆記試験(「教職・一般教養」及び「専門教科」)のみを免除とし、第1次選考集団面接を実施する。」
なんと、来年度はは1からだと思っていた採用試験がこの新しい制度によって筆記試験が免除になったんです。なんというタイミング。
もちろん法律は読んだ方がいいことは明らかなので勉強は続けますが、ここはいったん面接試験に向けての対策にシフトしよう。
という事で購入したのが写真の本です。
本屋さんをぶらぶらしながら、「まずは話し方を勉強しようかな・・・」と思い購入したのが下の2冊、「コロナのことは聞かれる可能性が高いだろうな・・・」と思い購入したのが上の本です。
そして最初に呼んだのが、『人は話し方が9割』です。
この本は非常に読みやすく、最近は結構時間に余裕を持つことができていることもあり、なんと1日で読み終える事ができました。成長したな、自分・・・。
さて、この本の内容はというと、普段人とのコミュニケーションをとることが苦手な人、沈黙が苦手な人、営業でお客さんと話がなかなか業績が上がらない人等とにかく日常生活においての会話で悩んでいる方におススメの本です!
先に結論を一言でいうと、本文でも出てくるように「いかに話すかよりいかに聞くかが大切である」ということです。もう少し詳しく言うと、「相手に気持ちよくしゃべってもらえるように、いかに相手を会話の軸にできるかが大切である」という事です。
実は、話し上手な人って、相手の話を聞きだすのとか、相手に気持ちよく話させるのが上手な人のことをいいます。自分が話したいことを話し続け、「この会話、早く終わらないかな・・・」と思ってしまうような語って周りにいませんか?発話が多いからって話し上手だとは限らないんです。
ではどういう人が話し上手というのでしょうか?それは、相手の気持ちを心から共感することができたり、うまく質問をして相手の話したいことを引き出すことができる人です。この本の中には多くのテクニックが書いてありますが、やはり大事なのはいかに相手の気持ちを考えて、相手の軸で会話ができるかという事です。
人間は、誰しも「認められたい」とか、「自分の事を分かってほしい」という欲求があります。要するに、多くの人が日常会話で求めているのは「共感」です。
中には、相手の意見に対して正論だけで返す人もいます。確かにそれもわかるのですが、正論は突きつけるだけだと相手の「分かってほしい」という欲求をへし折ることになってしまいます。だから、正論を突き付ける前に「相手はどんな言葉を欲しがっているのか?」を考えるだけでも返す言葉は変わってくると思います。
何より大切なのは、「またあの人と話がしたい」と思われること。この本は、採用試験の面接とは直接関係することは少なかったですが、誰かと話をするときは、できるだけ相手に気持ちよく話をしてもらえるような言葉がけができたらなと思います。