公立の学校が淘汰されるのではないか、そんな記事を昨日書きました。まだまだ広域通信制はメジャーではありませんが、もっともっと勢いを増して出てくる学校だと思っています。
さて 、そんな広域通信制等の学校に公立の学校が淘汰されないためにはどうすればいいのでしょうか?公立の学校のいいところは何なのでしょうか?
それは、地域の子どもたちが集まってくるという事です。人間のつながりを強くする方法として有効なのは、同じ課題に対して共に解決することだと言われています。公立の学校では、地域の子どもたちが集まって教師が定めた課題を共に解決していきます。課題は授業中に出したり、テストという目標であったりそれは教師の裁量によりますが。
つまり、公立の学校では地域のコミュニティというつながりを強くすることができるんです。これってすごい強みだと思いませんか?
これからは(ってか今までもかな)一人で生きていくことができない時代です。多くの家庭が共働きになり、10年で3割、20年で5割の会社が倒産する。本当に先が不透明な、そんな時代です。
そんな困難にぶつかったときに助けてくれるのか近くにいる仲間です。
会社が倒産した、首になった。そんな時に近くの友人が自分を引き受けてくれるかもしれない。自分の力だけでは解決できない課題も、それが得意な友人に頼めば解決できるかもしれない。
なにより、心がつらくなったときに助けてくれるのは友人だと思います。まぁ一番は自分のお嫁さんであったり旦那さんであったりなんだと思いますが。
そうしたつながりを作るためにも公立の学校と言うのは非常に有効だと僕は考えています。
他にも、金銭的なところとかも公立の学校の強みですよね。
でも、広域通信制の勢力が大きくなり、各地域に同じ広域通信制のコミュニティができてしまえばその強みも淘汰されてしまうかもですが、、、。