最近僕が勉強について考えてるのは、この本を読んでるからです。
『スタンフォード式最高の睡眠』という本を前まで読んでいたのですが、その本の最後のページの「サンマーク出版話題の本」というページにこの本が載っていました。「あ、読みたい」と思ったのですぐに購入しました。メルカリですが。
勉強は一生するもの、人生を変えるには勉強しかない、勉強すれば人生をリセットすることができる、そんなことが書かれていました。また、勉強はインプット3割、アウトプット7割をする必要があるとアウトプットの必要性についても書かれていました。
その中で印象的だったのは
「あなたが読んだ本の概要を30分で教えてくださいという質問をすると、だいたいの人は答えられない」
という事についてです。
西川研究室に入りたてぐらいの時に、同じ西川研究室の現職院生が本を読みながら大量のメモをしていた時の事を思い出しました。その人は今でもメモを取っているのですが、その時にいつものように現職院生に近づき、こう質問しました。
「○○さんは、たくさんメモを取っているけど、結局その本にはなにが書かれていたの?」
西川先生は、本と同じ質問をしていました。当時のその現職院生はうまく答えられていませんでした。
本を読んだり、記事を読んだり動画を見たり、、、インプットの方法は実にたくさんあるんですが、それをアウトプットできなければインプットした意味がありません。逆に、アウトプットのためにインプットすればそのインプットの効力は何倍にもなります。
アウトプットのためのインプットとは具体的には、誰かに話す(教える)ためにインプットするとか、ブログに書くためにインプットする、とかそういう感じです。(〇〇のため)としておけばアウトプットありきのインプットになりますし、自分が大切だと思った所を中心的に読み込むことができますので、インプットの効率も上がります。誰かの講演を聞いている際に「絶対に質問コーナーでは質問する」と決めておくのもいいですね!
本にも書いてありましたが、全部を吸収しようと思うのは無理。人間が学ぶのはだいたい3つが限度。二兎を追う者は一兎をも得ずともいいますが、まさにその通りです。大事なところを抑えながら学んでいく必要があるんです。
僕も大学院でたくさんの本を読んできましたが、正直「概要を話してください」と言われて話せるかどうかは微妙です。だからこそ、こうやってブログを書いていることを活かして、意識的にアウトプットありきのインプットをしてみようかなと思います。
みなさんは、今まで読んできた本の概要、話せますか?