先日、今やっている研究について西川先生に質問に行くと、このように言われました。
おおざっぱにまとめると
○研究のオリジナリティはどこなの?
○まだ研究のために研究をしてない?
○1つ先生が驚くような結果を出すことを求められた。
です。
より僕に深く響いたのは2つ目の「研究のための研究をしていないか」についてです。
西川研究室は、基本的に「日本を変える研究室」であり、そのためなら手段はなんでもいいんです。
その手段として研究があったり、本を書いたり、いろんな教育イベントに参加しています。
この「手段は何でもいい」という言葉に惹かれて多くのゼミ生が入ってきます。
要するに「自由」ってことですよね。
単純に「日本を変える」「一人も見捨てない」という言葉にロマンを感じて入ってくる人もいれば「研究がしたくない」人も入ってきます。
なんなら、多くのゼミ生は研究をしたいと思っていません。
※今の西川研究室の話であって、先輩方は多くの研究をされてきていますし、しかも日本を変えるような素晴らしい研究をされている先輩方がたくさんいます。
実際、僕も研究がしたいと思って入ったわけではありません。
特にやりたいことは無かった。
でも、高校の実践に行けるし、ここなら自分がやりたいことが見つかる気がする。
そう思って西川研究室に入ってきました。
昨年から自分のやりたいことを模索し、思いついて西川先生に提案してはその度に跳ね返されてきました。
たくさん悔しい思いをしてきましたが、その経験を経てやっと今の研究に着手しているわけです。
さて、今やっている研究は『学び合い』に関するものが一つ、体育に関するものが一つ、部活動に関するものが一つです。
それぞれ今の教育や子どもたちにとって必要なものであり、僕自身もやる必要があると思っています。
しかし、動画のような事を西川先生に言われて一度立ち止まって考えてみました。
「自分は今、日本を変えるような何かができているか?」
研究の事を考えると、取ったデータから分析をして、何か結果を残さないとと思って分析している自分がいました。
要するに、「研究のための研究」をしてしまっていたわけです。
幸いにも、西川先生のご助言で、その事に気付くことができました。
もう一度自分がやっていることを見直し、日本を変えられるような結果を残しま--